Dとネコ (ページ21)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:25,697 hit

C.20 ページ21

今日はテソンにYGの練習室に連れてってもらう日。

メンバーみんなに会えるってことだよね！
嬉しいな～

テソンの肩はしっかりしていて、広いから私一匹すっぽりはまってしまった。

『ヒョン～おはようございます。』

『テソンおはよー！お？ネコか？』

『ネコ飼い始めたんです。連れてっていいですか？』

『ㅋㅋㅋㅋ連れてくなんてお前らしいな。いいよ！』

そう言って、マネヒョンは私の頭をガシガシと撫でた。
力強いな～。

『じゃあ出発するぞー、シートベルトしてな！』

ボケーとしてるとシートベルトに挟まれそうになった。
急いでテソンの膝の上に乗る。

『あれ？A、飛び降りれたんじゃない？』

(あ、ほんとだ！ちょっと怖かった。)

優しく頭を撫でてくれた。

『いつ飼い始めたんだ？』

『つい、3日前です。』

『ああ、おやすみだった日か。買い出しに呼ばれないと思ってたらネコと一緒にいたのかㅋㅋㅋ』

『今日の帰りペットショップに寄れますか？』

『いいよ、ほら着いたぞ～』

ドアを開けると出待ちが何人かいた。
私はテソンの肩の上。

『キャーテソンがネコ肩に乗せてるよー！』

『きゃーかわいい！』

テソンはニコニコして、手を振っていた。

『A、かわいいって！』

(違うよ、テソンがかわいいって言われてたんだよ～)

『僕はかわいいって言われても嬉しくないよ～男の子だもん。』

(テソナ～かわいい～)

拗ねて、私の方に頭を傾けてコツンってした。

(わー危ない！)

『大丈夫、ネコだから。』

そんなやりとりをしていると大きな扉の前に到着した。

ドアを開けようとするテソンの肩に力が入る。

『おはようございますー！』

『おはよ～』

『わあ、ヒョン何連れてるんですか？』

こちらはマンネライン、スンリさん。

『ネコだよ～Aっていうんだ～』

『ヒョンはネコ飼い始めたんですねー！かわいい！』

『ネーコーーー！！！！』

ひときわ大きい声で走って近づいてきたのはジヨンさん。

「みゃーう」(は、初めまして。)

『やっぱりネコ好きですね～』

『ネコかわいい。』

そう言ってジヨンさんは撫でてくれた。

『そろそろ始めよっか～』

そう言ったのはテヤンさん。

『ちょっと待ってください～着替えてきます～』

そうして、私はテソンから離れて待ってることになった。