Liebestrank 2

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「PD、話って、、」




僕とPDだけが残った会議室









「、、実は、ほんとはもうお前の役、決まってるんだ」









そう言ってそっとテーブルに置かれた紙



なんだ、あるなら一緒にくれればいいのに




そう思って取ろうとしたら



PDによってそれを妨げられた









「、、、ただ、これをやるかどうかは、真剣に、考えてほしい」





PDの目が不安そうに揺れた









、









「、、わかりました」






「、俺は社長室に戻るから、、、

決断できたら教えてくれ、
何日かかってもいい」









、









静かな部屋に扉が閉まる音だけが響いた









、









なんだかこの空間がやけに広く思えた






僕一人が残るこの部屋は少し、、




あまりにも静かで







なんだか怖かった









　








もう一度紙を手に取る









「、、」




なんだか少し緊張して生唾を飲んだ







「リー・ベク 『花様年華』」

そう書かれた表紙をゆっくり





めくった









、









、









、









、









、









、









、









、









、









、









やめておけばよかった









、

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