Liebestrank 2

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「……お前台本見ないの」







隣でずっと一点を見つめたままのベク









今日はみんな台本が配られ各自読み進めてる





そんな中ベク一人だけ台本に手をつけずボーッとしていた









　







返事がなくて上にのしかかる







　






「、、、テヒョイヒョン」









「ちゃんと見なよー、明後日からはもう撮影だよ？」









「、、はい」









「これ仕事なんだよ、ベクもプロでしょ？ちゃんとしなきゃ」









無理矢理ベクを起き上がらせて台本を顔の前に広げる









、









「ちょ、やめてくださいよ」




「読まないベクがいけないのー」









それでも頑なに見ようとしないベク






さすがにイライラしてきた









、









「そのくらい我慢しなよ」









「……見たくないんですって」









、

















「……お前いい加減にしろよ」









台本を力任せに机に放り



椅子を倒しながら立ち上がった









、









静まり返る部屋



スタッフもメンバーもこちらを見ている









、









、









「お前そんなやつだったっけ、そんな適当に仕事するやつだった？」







責めるように言う





だけどベクは依然として下を向いたまま









、









「最近調子のりすぎじゃない？一人の仕事増えて、メンバーより売れてるって思ってるんじゃないの？」








自分で言っておいて更に怒りがこみ上げてきた


















「なあ、、なんとか言えよっ！！」








「おいテヒョア！！何やってんだよ！」






ベクの胸ぐらを掴んで無理矢理立たせる









　








「みんなだってそう思ってんでしょ！」








みんなが止めに入り



離されるベクと俺









「こんな最低な「そうですよ」、、、え？」









　








「調子のっちゃ悪いですか」





嘲笑うかのように俺を見て



乱れた服を直すと









「はっ、テヒョイヒョンはそう思ってたんですね笑」





「やっぱり安い絆」









俺の肩にぶつかって出ていった









、

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