呪霊祓いに来ただけだから、疑わないでもらいたい

あの日 ページ31

あぁ、やな事思い出した。


そう。

私はイジメられてた


家族はみんな呪霊が見えてたから、見えるのが当たり前だと思って友達に話したせいで、ウソつきって言われたんだ


忘れもしないあの日。


あの子にほぼ強制的に肝試しに連れてかれて、呪霊に襲われた。


あの頃の私はまだ弱かったから、自分と周りの子を守りながら脱出なんて出来なかった。


もちろんほとんどの子は呪霊に食われた。

残ってたのは血痕とか肉片だけ。


　
私が一人だけ戻ってきたせいで、他のクラスの皆にはヤクビョーガミ、って言われた。



　
その後私は転校した


それからは、もう人には呪霊のことなんて話さなかった


　

　
そんな時に救ってくれたのが、悟だったんだよね



『あーー！！なんか会いたいなー…電話しよ』



prrr

五〔もしもし？どしたのA？〕

『悟？』

五〔うん。何かあった？〕

『んーん。…悟。』

五〔なーに？〕

『…ありがとう。大好き。』

五〔！僕も愛してる。早く帰ってきてね？僕もすぐに会いに行くから。〕

『うん。でも、任務はちゃんとやるんだよ？伊地知さんこまらせちゃだめだからね？』

五〔任務よりAの方が大事に決まってんじゃん〕

『はいはい。ありがとね。おやすみ。』

五〔うん。おやすみ〕


…よし！

悠仁が上がってくる前に、作っちゃお！！





　


　


　

　

そういえば…最後に聞こえた悲鳴の中に、あの子の悲鳴がなかったのは、なんでだろう？
　



　



ーーーーーー
更新遅くなってごめんなさい……
ついに神来社ちゃんの過去編…！！
分かりづらかったら言ってください！書き直しますので！
めぐみん…しばらくでてないな…出したい←

ごめん、悠仁←→←19年前。

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