呪霊祓いに来ただけだから、疑わないでもらいたい

呪術師が増えた ページ21

それから一週間後(作者の勝手な想像です)


『よし、荷物持ったね？じゃあ行こっか』


悠「おう！！」


ニコニコして楽しそうな悠仁と共に、米花町行きの電車へと乗りこんだ





…なぜこうなったのか。

それは数日前。

悠仁が生き返ったのを見て安心した私は、また米花町へと戻り、夜に4級や3級の呪霊君達()を祓っていた。
すると急に私のスマホの呼出音が鳴った。


誰だよこんな夜中に……


そう思いながらスマホを見るとそこには「顔面偏差値化け物目隠し」の文字が←
(五「ちょっとA？！」)

どしたんだろ？



ﾋﾟｯ
『もしもし悟？どした？任務変わって欲しいとか言ったら祓うからね』←

五〔久しぶりだねー！A！！
てか、大切な彼女を危険な任務に行かせるわけないでしょ？〕

『……好き』

五〔僕も好き〕


『それで？どうしたの？』

五〔あ、ほんとはそうしたくないんだけどさ…悠仁を匿ってる間、悠仁を強くするために稽古をつけたいんだ。

そこで悠仁と一緒に米花町に行って、呪霊の調査をしながら悠仁に稽古をつけてほしい〕


『！分かった。任せて。』

五〔本当は宿儺と二人っきりなんかにしたくないんだけどね…〕

『…なるべく気をつけるわ。』


…たしかに宿儺はやばいもんね

でも出て来るのは口だけとかだからそれを一般人に見られないように気をつければいいか…


『じゃ、〇〇日に悠仁迎えに行くから』

五〔うん。〕



　



　


…………と、言うわけで私は今、悠仁と一緒に米花町へと向かっているのだ


ずっと一人暮らしだったから一緒に住む人が増えて嬉しい

ちらっと横を見ると、悠仁がニコニコと笑いながらこっちを見ていた

『？どうしたの？』

悠「あっ！！いや、教えてもらうの五条先生とかA先生が良かったから嬉しくて。」

『ほんと？ありがとね。
ビシバシやってくからちゃんと着いてきてよ？』

悠「おう！！」



　

――――こうして、米花町の呪術師は二人に増えたのであった。



しかし、この事がまた波乱を呼ぶ事をまだAは知らない―――――




『(まず何しようかなー)』




＊おまけ

悠仁の内心

(やべぇぇええ！！

A先生と二人暮らし！！嬉しくて死にそう！！

行く時の五条先生の圧が怖かったけど！！

寝起きの先生とか、お風呂上がりの先生とか！！！


神様ありがとおおおお！！！)


荒れに荒れまくっていた悠仁でした。



　
in高専

五「……なんか嫌な気配する」

硝「奇遇だな。私もだ」

米花町到着ー！→←おかえりー！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す