久々の地上 ページ41
前回のあらすじ！ バリア割れた！
「うーん…それにしてもココどこだろー…。みんな知ってる？って知ってるわけないか引きこもってたもんはっはっは」
「うるせえ埋めてやろu「ごめんなさいナイトメア様」
バリアを抜けた私達は、どこか山の頂上にいる。
「………！こっちの方からいい匂いするぞ！？」
ホラーが指さしたのは西の方面。何かあるのだろうか。
「えぇー…こんな山の中になんかあるか？」
「キラー先輩、安心してください。ホラー先輩の嗅覚は引くレベルです。」
……そもそも嗅覚あるんだな
「ココデ居テモ仕方ナイ、俺ハホラーヲ信ジルゼ。」
「エラー…！」ﾄｩﾝｸ
「なんで恋に落ちてんだ。」
「あーめんどくせ、先行ってるからな。」
マーダーに釣られてみんなついて行く。ホラーはだいぶ早足で進んで行く。
そんなこんなで…
「結局山の麓(ふもと)まで降りてきたな。」
「んで、どう？Aちゃん、見覚えある？」
「……ああぁあ！！！？」
「ウワ！？ウルセエナビックリサセンナ！」
「ここ！私の地元だ！」
「えっまじですか。」
「わーい！ここから何kmか歩けば家に着くー！」
ほんっとに懐かしい…あれからどれくらい経ったんだろう。インクに誘拐されてから…！
早く家族に会いたい、友達に会いたい、
「…ってことは、そろそろAともお別れだな。」
マーダーが少し悲しそうに呟く。
「…なぁ、俺らと一緒に暮らすのは、駄目か？」
ナイトメアが逆の方向を見ながら言う。
「え…どうしたの急に」
「……いや、何でもない。すまねぇ変なこと言って。」
『……………』
…みんな黙ってしまった。てか、何でこんな空気になってんの？
「え、えっと」
ぐうぅぅう
「……は？」
音がなった方へ振り向く。
「…朝からなんも食ってなかったから…」
さっきの音はホラーのお腹から鳴ったらしい。
「……ぷっ、あっはは！」
堪えきれずに私は吹き出す。それに釣られてか、みんなも微笑んでいる。
「ッタク、サッサト行クゾ。日ガ暮レチマウ。」
「それもそうですね。Aさん、案内お願いします！」
「うん、任せて！」
こうして、地上に出た私達。ここから物語は最終局面に…
次回、キラー死す。
「いや死なないから！？」
続く…
更新不定期になってますね…。もうそろそろ物語が終わるので、お願いします！
終わり
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かにかまうどん(プロフ) - わぁー！ありがとうございます！タイトル分かりづらくてすみません…。少しでも楽しんで頂けているなら嬉しい限りです！camelliaさん、コメントありがとうございました！ (2020年9月29日 7時) (
レス) id: e7db735be0 (このIDを非表示/違反報告)
camellia…たまに出現するかも←(プロフ) - 昔面白いな〜って見てて最近もう一回読みたくなったけどタイトル分かんなくて諦めてた…面白いです！更新頑張ってください！ (2020年9月28日 21時) (レス) id: af3e15128e (このIDを非表示/違反報告)
かにかまうどん(プロフ) - そんなことないですって！自分、絵を描く時は自信を持って描いているのですごく楽しめるんです！なので、自信を持って描いてみて下さい！俺、参上！さん、コメントありがとうございました！ (2020年5月7日 20時) (レス) id: d58e0a16c9 (このIDを非表示/違反報告)
俺、参上！ - 絵が上手すぎて自分の絵が、ゴミ以下の存在に気付いてしまいました。しかも、色ぬり上手すぎです。 (2020年5月4日 21時) (レス) id: d9d939b4bc (このIDを非表示/違反報告)
かにかまうどん(プロフ) - 狐さんありがとうございます！返信遅くなってすいません… 更新頻度上げれるように頑張ります！ (2020年3月8日 16時) (レス) id: d58e0a16c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま団子 | 作成日時：2019年8月6日 10時
