検索窓
今日:13 hit、昨日:13 hit、合計:32,290 hit

7.喧嘩原因*2 ページ9

「A−−−−−−っ!!!!」
『ドスッ』
「その名を口にするな……。」
「Aさんっ…今、日も一段とッいいパンチで…っ」ガクッ

食堂でバイトをしているAはエプロンをつけていた。
朝からラビに下の名前で呼ばれ、思わず手が出てしまった。
ラビはいつになったら学習するようになるのだろうか…とその場にいた誰もが考えたことだろう。

「もう、いい加減学習してくださいよ…。」
「ほんと、ねぇ…。」

アレンとリナリーは呆れながらもラビの元に駆け寄っていった。

「…モヤシとリナもいたのか。俺に何か用か?」

2人もいたことに気がついたAは一応、用件を尋ねてみることにした。
もし用がないのなら、話しかけないで欲しい、と切実に思う。

「うん。たいした事じゃないんだけどね?昨日の喧嘩の原因なんだったのかなー、って思って。」

たいした事じゃない、か。だったら聞かないで欲しいかな…
Aはどうでもよくなり、素っ気無く答えた。

「別に…。」

Aがそう言うとリナリーは何故か、にやっと黒い笑みを浮かべた。
…なんだ?何を考えているんだ…?

「そっか。…もし、教えてくれたら、『アレ』、あげようと思ったのになぁ…。」
「?!」

『アレ』にピクっと反応したかと思えば、Aの表情が一瞬にして変わった。
喧嘩の原因を教えたらリナリーが『アレ』をくれるなんて…
とても魅力的だ。

コソッ「『アレ』ってなんさ?」
コソッ「さぁ…何でしょう?」

アレンとラビがコソコソ言い合っていると、Aが急に口を開いた。

「……あれは、ユウが悪い。」

リナリーが、『アレ』と口にしただけで素直に話し始めるAを見て、
その場にいた、全員が驚愕した。

8.喧嘩原因*3→←6.喧嘩原因*1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
設定タグ:D灰 , 神田ユウ , 兄妹   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めありぃぃ - 神田ユウ様ァ〜!! (2021年5月25日 0時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» はい!ありがとうございます!頑張ります! (2015年8月15日 7時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» よろしくお願いします! これからも頑張ってください! (2015年8月14日 11時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» 本当ですか?!!!いや、ほんと、なんて言ったらいいか…嬉しいです←。サキさん本当にありがとうございます!よろしければこれからも仲良くしてやってくださいw (2015年7月29日 23時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» ワタシも読んでます! 面白いです!頑張ってください! (2015年7月29日 20時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神羽 | 作成日時:2015年3月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。