15:Would you come to my room? ページ18
誰かの部屋に泊めてもらうと言っても…。
どうしよう、と思ったその時…
「それなら、僕の部屋泊めましょうか？」
そう言ったのはアレンだった。
ラビ同様、いつからそこに居たのか…という感じた。
いつも以上にイキイキしているのがなんだかとても奇妙なのである。
「僕の部屋ならあまり物も無くて広いですし、食堂も近いですよ？」
「……。」
モヤシの部屋か…たしか妙な置物とか置いてあったな…。
………やめておこう。
実は、Aは妙なものや少しでも恐怖を感じるものが好きではないのだ。
なんというか、気持ちが悪いのである。
そんな理由でアレンには申し訳ないが、断ることにした。
「いや、いい。他の部屋にする。」
「え………そう、ですか…。」
なぜだかとてもしょんぼりとした表情を浮かべ、とぼとぼとあるく姿は少し哀れではあったが…
まぁ、うん。しょうがない。
と思った矢先、
「じゃあ、俺の部屋に来るさ！！」
アレンが諦めたと思ったら、今後はラビがそう言ってきた。
「はぁ？」
アレンと同じく(いや、それ以上か？)、ラビも目をキラキラと輝かせていた。
するとアレンが慌てて戻ってきて口を挟んだ。
「そ、それはダメですよ!!ラビ!!」
「えー？何でさぁ？？」
「…何でもですッッ!!!」
なぜアレンがこんなに焦ってラビを止めているのかAは分からなかった…というか別にどうでもよかったのだが、とりあえず誰の部屋でもいいから夜寝泊りする部屋を貸して欲しかった。
まぁ、本音を言うと別に寝泊りができれば物置でもよかったのだが。
「そういえば、バカウサギ。」
「ん？なんさ？」
「もしお前の部屋に泊めてもらうとしても、どこで寝ればいいんだよ。」
ラビの部屋はブックマンと共同で使っていて、二段ベッドが置いてあり、その他のスペースや床は新聞や書物などの資料で埋め尽くされている。
もちろん、寝る所どころか足の踏み場もない。
全く、自分の部屋の状況くらい理解してものを喋って欲しいと思う。
「んあ？その事についてはもう解決済みさ！」
「掃除でもしたのか？」
「いやいやいや、掃除なんかするわけないっしょ。」
ますます意味が分からなかった。
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めありぃぃ - 神田ユウ様ァ〜!! (2021年5月25日 0時) (
レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» はい！ありがとうございます！頑張ります！ (2015年8月15日 7時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» よろしくお願いします！ これからも頑張ってください！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» 本当ですか？！！！いや、ほんと、なんて言ったらいいか…嬉しいです←。サキさん本当にありがとうございます！よろしければこれからも仲良くしてやってくださいw (2015年7月29日 23時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» ワタシも読んでます！ 面白いです！頑張ってください！ (2015年7月29日 20時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神羽 | 作成日時：2015年3月24日 0時
