12:暴走 ページ15
指令室で任務を任されてから2日後の夜、Aは任務を終え教団に帰ってきた。
報告を済ませ、自室の前に着いた。
はずだった。
「はああああああああああああ？!!!!!!!」
真夜中の教団にAの声が響き渡った。
なんと、本来Aの部屋があるべき場所に部屋は無く、かわりにぽっかりと大きな穴が開いていた。
あまりの衝撃にAは現状理解の処理に脳内が間に合っていなかった…。
と、その時だった。
『ドドドドドドド』
巨大なものが走り回っているような、凄まじい音と揺れを感じた、瞬間。
『バキッ』
何かが壁を突き破ってきた。
壁を突き破ったのは、頭に『Ｋ�掘戮判颪�れたロボットであった。
壁にあいた穴からはロボットの後に続くように科学班の人間や、怪我を負ったエクソシスト達が出てきた。
何であいつらはあんなに怪我を負っているんだ…？
そんなことを考えていると、いつの間にかロボットがこちらを向いて目を光らせていた。
『エクソシスト、一名発見。タダチニ手術シマス。』
「は？」
『モットヨリ良ク改造スルベシ。』
そう叫ぶとロボットはAを捕まえるためか、たくさんの腕を伸ばしてきた。
『A!!早く逃げるんだ…！』
『捕まったら終わりだぞ…』
『やめろぉぉ!!コムリンに攻撃するなぁぁぁぁ!!』
科学班の人々やコムイが口々に何か言っていたがそんなもの、聞いている暇も無かった。
聞くよりも早く、Aは六想に手を掛けていた。
「抜刀!!」
『A君!!やめるんだっ!!!!』
コムイの言葉に聞く耳持たず。
Aは見事にロボットを一刀両断していた。
『え…グソシ、、スとしゅじゅ、ツ………ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ドッカーン』
『コォォムリィィイィィィィィィンッッ』
ロボットは爆発し、消滅した。
すると、殺気に満ち溢れた眼差しでこちらを見つめながらコムイが近づいてくる。
「A君…君……よくも、僕のコムリンをぉぉぉぉ!!!」
「……。」
「絶対に許さないぞ…こ、殺してやるぅ…！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めありぃぃ - 神田ユウ様ァ〜!! (2021年5月25日 0時) (
レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» はい！ありがとうございます！頑張ります！ (2015年8月15日 7時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» よろしくお願いします！ これからも頑張ってください！ (2015年8月14日 11時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)
神羽(プロフ) - サキさん» 本当ですか？！！！いや、ほんと、なんて言ったらいいか…嬉しいです←。サキさん本当にありがとうございます！よろしければこれからも仲良くしてやってくださいw (2015年7月29日 23時) (レス) id: 3f0333f850 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 神羽さん» ワタシも読んでます！ 面白いです！頑張ってください！ (2015年7月29日 20時) (レス) id: a63b882efb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神羽 | 作成日時：2015年3月24日 0時
