パクジミンの憂鬱 (ページ4)

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何回かした後、ベットで2人並んで眠っていると不意に鳴る僕の携帯

見てみればそれはテヒョンからで

なに、と電話に出れば、機嫌わる、と低い声で笑いながら返ってきた

TH『今どこ？夜ご飯いらないよねってヒョン達が聞いてるけどー』

JM「あー ... 」

時計を見れば23時を回っていた

今日の仕事は午前で終わって、それから宿舎に戻ってまた夜はA と会って

連絡もなしにこの時間まではさすがに心配か、と反省

テヒョンが電話してくるのも納得

でもさ、僕だってもう子供じゃないからね

大人な関係だってあるんだから

JM「地元の友達がソウルに来てて、今日はホテルに一緒に泊まるから、明日の朝帰るよ」

咄嗟に出た嘘、下手くそすぎる

ヒョーン！夜ご飯いらないってさー！と大きい声で叫ぶテヒョン

あのさ、大声出すならスマホ遠ざけてよね

JN『えええええ！！ヒョンが作った自信作なのに！？？』

電話の向こう側でジニヒョンが悲しんでる声が聞こえて、隣で寝ていたAが起きた

TH『 ...ふーん、そっか！釜山からわざわざ来てくれたんだ。楽しんで！』

JM「はーい」

電話を切って再び眠ろうとすれば、隣からクスクスと馬鹿にされるような笑い声が聞こえてきて

「相変わらずのジンだ」

JM「うるさいね」

「あーヒョンに向かってその口の聞き方？怒るよ、ジン。ああみえて短気だから」

JM「そのうるさい口塞いであげようか？」

やめてーとケラケラ笑うA

一通り笑った後、凛々しい顔でちらっとこっちを向いて

「私は地元の友達なんだ？」

JM「嘘が思いつかなかっただけ」

「本当、咄嗟に出る嘘下手だよね」

JM「別に、うるさいなもう」

ヘラっと笑うAとのこの空間が好きすぎて。なにが現実で、なにが嘘なのか分からなくなって

その魅力にまた、酔いそうになった

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