愛を見つけて【NJ】 (ページ36)

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NJside

『もういいってば!んー､いないけど!ていうかミンソは関係ないでしょ!』

いい匂い、朝食を作るいい音から始まるいつもの朝が最近は……無い

こうしてAさんの声が朝から聞こえてくる

『あ、おはようございます…ナムジュンさん。』

俺がリビングに行くとすぐに電話をを切って､携帯をポッケにしまう

NJ｢おはようございます…大丈夫…ですか?｣

『はい!気にしないでください…』

電話が始まった日から疲れた顔をしている彼女

でも本人がそう言ってるんだし、干渉は出来ない

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

スマホのバイブ音が鳴り、慌てて通話を切っている

切らないほうがいいんじゃないか?

NJ｢そういえば、Aさん､昔ダンスをやってたとか?｣

『かじった程度なので…そんな…大して上手くないです』

NJ｢でも大会にいったんですよね?｣

『え』

NJ｢毎日通ってたそうですね｣

『何で知って…あ!ホソ……またあのバ…』

小声で自問自答をしている

NJ｢Aさんは料理も上手くてダンスも上手なんですね｣

『本当、大したことないんですよ…』

謙遜しまくりな彼女

その上、ナムジュンさんは頭も良くて、顔も良くて、スタイルも良くて、作詞も作曲もできて、ラップも………とめちゃくちゃ褒めてくれる

『いつでもしっかりしてて………ん?いや、いつでも…は……』

NJ｢そこ､正直なんですね」

『……』

いつもは見れない、言葉を探して焦っているAさん

変なところで嘘はつけないAさん

そんなところが可愛いと思う

ん…?今、俺……