愛を見つけて【NJ】 (ページ35)

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IJ｢じゃあまたな!ナムジュナ!Aさんも!また待ってます!｣

『はい!』

久しぶりに行ったからすごく楽しくて、車でも良い距離だったからつい入会してしまった

NJ｢……｣

『すみません、調子乗って入会してしまって、』

しかもナムジュニと一緒に来な!って一般なのにナムジュンさん達と同じ扱いで通う事になってしまった

NJ｢いや!意外と、というか、Aさんすごい動けるんですね｣

『あーㅋㅋ向こうで多い時週5くらいで行ってたんですㅋ』

NJ｢すごいな…｣

『ナムジュンさんも筋肉すごいじゃないですか!かっこよかったですよ!』

あ、

ナムジュンさんと目が合う

『あはは……乗ってください』

NJ｢…はい｣

私が運転席に座る

ナムジュンさんは助手席に乗って扉が自動で閉まった

緊張するな……ロイスくん…

この車を運転したのは今日が初めてで､それはそれは安全運転で来た

でもナムジュンさんが､車のスピードをちょっと上げただけ、一発で駐車しただけで横でwow!レジェンド!って声を上げるもんだから気が気じゃなかったけど。

行く時、動かし方が分からなくて、ナムジュンさんに訊いたら僕も分からないと返された

変な人…本当

しばらく走って赤信号で停止した

NJ｢そういえば、イジュニヒョンには彼女って言っちゃいましたね｣

『え､はい…』

突然出された彼女、というワードにドキッとする

ナムジュンさんは夕日に目を細めていた

NJ｢メンバーにも何人か知られちゃってますけど､とりあえず知らないやつには､彼氏とは言わないでください｣

『はい…』

また出てくる彼氏というワードに胸が高鳴りながらも、そういう関係じゃないんだから、と前方を見る

NJ｢はは、彼女…か…｣

そう呟いたナムジュンさんの顔をちらっと見ると､光に照らされた彼の横顔が思っていたよりもずっと美しくて…時間が止まったようだった

NJ｢あれ?信号青ですよ?｣

ナムジュンさんの声と後ろからの大きなクラクションに気を取り戻しアクセルを踏んだ