愛を見つけて【NJ】 (ページ24)

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NJ｢Aさん｣

『なんですか?』

NJ｢僕達同い年ですし､敬称無くしませんか?｣

出会ってそんなたってない気がするけど…早くない?

『は、はい…』

NJ｢じゃあ…A……｣

自分で言っておきながら、照れているナムジュンさん

NJ｢Aも言って｣

『えっと……ナ､ムジュン…｡』

NJ｢可愛い｣

『え?』

NJ｢A、可愛い｣

NJ｢照れないでA｣

NJ｢A｡｣

え、なんか怖いよナムジュンさん

NJ｢A、名前呼んで｣

『ナムジュン…さん?』

NJ｢違うだろ?｣

近づいて抱きしめられた

ナムジュンさん、苦しい…力加減が……

厚い胸板を押し返そうとするもびくともしない

『苦し…い…』

空気を吸い込むと同時に目が開く

私、寝てたんだ

うつ伏せで寝てたから、変な夢見た

うん、うつ伏せだと変な夢見るんだよね

きっと私の問題じゃない…はず

なんでナムジュンさんのあんな夢見たんだろ…

ｺﾝｺﾝ

『はい!』

声が裏返る

NJ｢起こしちゃいましたか?｣

『あ､はい｡あ､いいえ!』

目は覚めたけど

NJ｢ㅋㅋ良かったです｣

それだけ言うと出ていった

なぜ笑ってるのか気になるんですが……

とりあえずこの夢のことは忘れよう……うん｡

今何時だろう

14:30!?

6時間くらい寝てるじゃん私…

あ、お昼作んなきゃ!

リビングに出るとメモが置いてあった

ナムジュンさんお昼いらないのね、了解

夕飯作ろう､と思いキッチンに立つ

ずっと寝ていたから喉が渇いたな､と

ウォーターサーバーに手をかけたところでふと思った

あれ?これじゃ私､居候っぽくない?大丈夫?と。