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あー眠い





今日、実は4:30に起きた私。


昨日寝たのは0:00をまわった後だから……





もちろん早く起きすぎる必要はなかったと思うけど、ナムジュンさんは早起きらしいから、念には念を…と思っていたらこの時間になってしまった



もしかしてナムジュンさん、昨日のこと忘れてる?

だとしたらかなり好都合なんだけど……



あ、もしかして気づいたけど黙っててくれるとか?



ソファに座ってテレビのチャンネルを変えているナムジュンさんを見て考える


あれナムジュンさんって意外と紳士…?





NJ「あ、そうだ!Aさん!昨日大丈夫でしたか?」


『はい?』


NJ「あのー昨日の夜!すごい力で扉を抑えていたので」


前言撤回。





まあ、本来は私が謝らなきゃいけないから…



『おやすみ前にすみませんでした。その…私の…』




正直に言おう














『す…』



NJ「す?」



『すっぴん……を見られたくなかった…といいますか…そんなの……ナムジュンさんからしたら、ど、どうでもいいと思うんですけど』



NJ「そうですか?Aさんは化粧をしていても、いなくてもお綺麗だと思いますよ?」



『え?』


おっと?予想外




『あ、ありがとうございます……?』



NJ「本当、僕には気にしないで生活していいですからね?まあ仮ですけど婚約者ですし」




いや、仮だから出来ないのよ!



『はい』

ナムジュンさんに聞こえたか分からないくらいの声で返事をし、用もなく自分の部屋に入る







え?さっきナムジュンさんなんて言った?


化粧してなくても綺麗だと思う……?




いやいや信じるな、私




きっとナムジュンさんもそんな深く考えてした発言じゃないはず




もう、さすが元アイドル

勘違いさせるの上手なんだから……







冷めた考えで扉を見つめるけど、少し鼻の下が伸びている感覚がして、自分の手の甲をつねった

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作者名:こここみ | 作成日時:2022年11月3日 12時

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