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『た、ただいま……戻りました……』



腕が痛い



玄関に座り込む





NJ「Aさん大丈夫ですか!」


ナムジュンさんがバタバタとこちらへ駆けて来る


『ちょっと休めば平気ですよ』


NJ「車で行かなかったんですか?あ、もしかして気に入らなかったですか?」

まあ別の意味で、使えなかったです

とは言えなかったから






『うーん、歩きたい気分でした、馬鹿なことしちゃいましたね』


NJ「散歩、好きなんですか?是非今度一緒にしましょう…あ、僕、これ冷蔵庫に入れちゃいますね」


『私もやります』



















…………。




えっと野菜は冷蔵庫ではなく、野菜室に…

いやそこ冷凍庫!

レタスの水分が固まっちゃうって!

ああそんな雑に入れたら卵がわれちゃう…




休んでてください、と言われたものの嫌な予感がして見に来たらこんな感じ


『私、やりましょうか?』



















今はさっきと逆で、私が入れているのをナムジュンさんが座って見ている





NJ「すみません、疲れてるのにやってやらせてしまって。勝手にやってしまいました。やっぱり料理人の方って、冷蔵庫の入れ方にもこだわりとかあるんですか?」




『……はい、』












いや冷蔵庫にこだわりとかはそんなにないんだけど、さすがに冷凍庫にレタスを入れるのは世界であなたしかいないです。










ナムジュンさんって意外と変?



普通の人とはアーティスト的な面で感覚が違う事は分かってたけど



聡明な何でもできる人っていうイメージだったから…














ガン


NJ「痛っ…」














色々ツッコミたかったけどやめておこう

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作者名:こここみ | 作成日時:2022年11月3日 12時

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