『切り替えの速さ』 ページ28
『っあ、』
「ん?...A!?覚めた!?」
『お...兄ちゃん?』
「与謝野先生 呼んでくる!!」
恐ろしいほど成り立たない会話に頭が付いていけずに多分、探偵社の医務室であろう場所に取り残された。
にしても...視界はまだ歪むか。
倒れた時よりかはマシになったものの見にくいのは変わらなかった。
私が寝ていた間の任務はどうなったのかな?
ここ数日は大掛かりな任務が入ってたから大変だっただろう
辞めるとなったらやっぱりやる事をちゃんと片付けてからの方がいいかな...。
起きたばかりの頭をフル活用しながらこれからの事や やらなければならない事を考えていると外が騒がしくなり勢いよく扉が開いた。
「A姉様!!」
『鏡花!』
いち早く走って来てくれたのは鏡花だった。
「大丈夫?」
『まだ見え方はおかしいけど大丈夫だよ』
「そりゃあ見え方はおかしいだろうね」
『与謝野さん』
次に来たのは与謝野さんとお兄ちゃんだった。
与謝野さん...何か変なもの持ってる。
「3日で起きるなんてどんな体してんだい」
『まぁ...あはは』
与謝野さんだから私が毒の耐性がある事を気付いてるだろう。そしてお兄ちゃんもそれが森さんによって付いたものだと分かっているだろう。
「与謝野さん 鏡花ちゃん。少しAと2人で話したい。抜けてもらってもいいかい?」
「はいはい」
「わかった」
そう言うとまだ入ってきたばかりの2人は部屋を出てお兄ちゃんと2人だけになった。
「A 私の聞きたいこと分かるよね?」
『耐性の事でしょ。お兄ちゃんだって分かってるくせに』
目の前に置いている椅子に座りニコニコ笑うお兄ちゃんは昔と変わってないと思ってしまう。
「詳しい事までは分かってないよ。話してくれるかな?」
『それは頼み事じゃなくて命令でしょ?』
「そうだね」
なら最初っから話せって言えばいいのに。
『毒の耐性が付く訓練は首領がやってた。お兄ちゃんが抜けてからすぐの時に始まって週に3回は絶対にやって多い時は毎日。この事は今まで私と首領しか知らなかった』
「やっぱりそうか...」
『ねぇお兄ちゃん』
「なんだい?」
『私、マフィアを抜ける』
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yukinoyado(プロフ) - 夜叉夜叉さん» ありがとうございます。約束のネバーランド!!今、友達に漫画を貸してもらっているので読みしだい考えさせて頂きます! (2019年2月4日 20時) (レス) id: fcd1afde8b (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜叉(プロフ) - リメイク楽しみにしてます。次回作なんですが、約束のネバーランドの兄妹ものはどうでしょうか? (2019年2月3日 22時) (レス) id: 73edff1dca (このIDを非表示/違反報告)
yukinoyado(プロフ) - 飛鳥さん» コメントありがとうございます。いえいえ...そんな事ありませんよ!私もこんな高い順位取ったの初めてです!! (2018年8月29日 20時) (レス) id: fcd1afde8b (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 真面目ですねぇ〜…。私は50位取れればいいくらいですよ…! (2018年8月29日 10時) (レス) id: 4fa29f4293 (このIDを非表示/違反報告)
#harigaya mako*(プロフ) - yukinoyadoさん» 返信ありがとうございますm(__)mはい(*^^*)絶対、見ます(*^▽^*) (2018年8月11日 0時) (レス) id: 509492d3f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yukinoyado | 作成日時:2018年6月2日 21時