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「兄の後悔」 ページ25

中也はこの事を知っているのか...

もし 知っていて止めていなかったらもう Aを中也に任せられない。

私が言える立場ではないかも知れないが兄 失格だ。


それより...体の弱いAに毒を入れるなんて森さんは何を考えているんだ。

それも私がいなくなったと同時に。



やっぱりAを連れてきていればこんな事にはならなかった。

確か私がやっていた分の仕事もやって自分の仕事に中也の補佐そして姐さんから頼まれる拷問の手伝いに森さんにやられる訓練 時々、新人の教育もしていただろう。

それで休みは月2.3回。

これじゃあAが体調を崩すのは当たり前だ。

だらだらと考えていたら急に国木田くんに背中を押された。

「太宰、突っ立ってる暇があるなら妹の隣に行ってやったらどうだ」

「そうです!太宰さん分の仕事などはやるので起きるまでずっと一緒にいてあげてください!」

「そうだね...起きた時に居てあげたい。ありがとう敦くん!」

起きた時に誰も居ないより居た方が安心するだろう。Aにとっては探偵社の医務室は知らない所だから尚更。

「あっ太宰!起きた時は私を呼んでよ」

「はい。分かりました」

そう言い私はその部屋を出た。


医務室に行きAが寝ているベットの隣にある椅子に腰をかけた。

気持ち良さそうにでは無く少し苦しそうに眠るAの頭を撫でてからベットの端に置いてある黒の外套に手をかけた。

軽いはずが外套は何故か重く金属が擦り合うような音がする...一体なにを入れているのだろうか。

外ポケットを漁ると片方からは小さいナイフが大量にもう片方からは血が付いたべっとりと付いた同じ形のナイフが出てきた。

動いたり座ったりした時に痛くはないのか...まぁ痛覚が疎いからこそやっているのだろう。

それにしても血のついたナイフをそのまま入れるのはどうかと思うなぁ...。



次に内ポケットを漁ると片方はからでもう片方は中也がAに上げていたナイフが出てきた。

それにも血がべっとりと付いている。

一般人が見たら気絶しても可笑しくないぐらいのもの普通に持ってるんだ。

自分の妹にこうは言いたくないがやっぱり異常...だよね。

いや...Aが異常じゃなくて育った環境が異常だったのか。

生まれた頃から7歳まではまぁ...普通に暮らして居ただろう。それで私が入って数年後幹部になったと同時にAをマフィアに入れた。




今思えば私は後悔の残る行動しかして無いじゃないか。

『罪の重さ』→←「兄への隠し事」



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yukinoyado(プロフ) - 夜叉夜叉さん» ありがとうございます。約束のネバーランド!!今、友達に漫画を貸してもらっているので読みしだい考えさせて頂きます! (2019年2月4日 20時) (レス) id: fcd1afde8b (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜叉(プロフ) - リメイク楽しみにしてます。次回作なんですが、約束のネバーランドの兄妹ものはどうでしょうか? (2019年2月3日 22時) (レス) id: 73edff1dca (このIDを非表示/違反報告)
yukinoyado(プロフ) - 飛鳥さん» コメントありがとうございます。いえいえ...そんな事ありませんよ!私もこんな高い順位取ったの初めてです!! (2018年8月29日 20時) (レス) id: fcd1afde8b (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 真面目ですねぇ〜…。私は50位取れればいいくらいですよ…! (2018年8月29日 10時) (レス) id: 4fa29f4293 (このIDを非表示/違反報告)
#harigaya mako*(プロフ) - yukinoyadoさん» 返信ありがとうございますm(__)mはい(*^^*)絶対、見ます(*^▽^*) (2018年8月11日 0時) (レス) id: 509492d3f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yukinoyado | 作成日時:2018年6月2日 21時

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