いつかの記憶 【キンプリ】

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ぐぅ〜。


紫「あっ…」

廉「ふふっ おなか空いたな。なんか作るな？」

紫「でも…」

廉「ええんよ(笑) その手やったら、なんもできんやろ？」



紫耀の、利き手には、包帯が巻かれとる。


紫「ごめん…。 ありがと…」









・









廉「出来たで〜。


　 はい、あーん。」


紫「はっ…恥ずかしいよぉ…」






あーーーーーーーー！！ メッチャかわええ！！！！！！



廉「(笑) しゃーないやんｗｗ その手やろ？ はい、あーん。」


パク



紫「んっ… おいしっ…」

廉「良かったわぁ… はい。」









それから、紫耀は、よっぽど美味しかったらしいから、完食した。






お風呂は、頭のケガが、治るまで入れんらしい。





廉「もう、時間も、時間やし。寝よか。」

紫「うん。」

廉「あっ！！ そうや、包帯変えんと。



　 外すで？」









・









外した時に、現れた紫耀のケガは、衝撃的なもんやった…




ホンマに、痕残らんやろか。




そう思ってしまうほどの、ケガやった…



どれだけ、事故が、ひどかったかが、一発で、分かるぐらい。






あぁ〜 やばいわ。また、涙出てきそう。


紫「廉…？ 目…ウルウルしてる…どうしたの…？ そんなに、ひどい？僕のケガ…」

廉「…言わんよ。そんなん…。 紫耀が、ショック受けてまう…。

　
　 よし。終わったで？ 寝よか。」

紫「うん。 ギュッ えっ廉？」


廉「守れくて、ごめんな。」

紫「なんで、謝るの？ 大丈夫だよ。廉…」









・









・









廉「おやすみ…しょお…」

紫「…おやすみ。」

４→←２

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