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パーティー当日。
僕と梓さんとAちゃんは精一杯準備をした。
途中からは蘭さんや園子さんを迎え、コナンくんも手伝ってくれた。
その後から阿笠博士や少年探偵団のみんな、毛利先生、沖矢昴もきた…(お前は来るな)
みんなでケーキやらおかずの用意をし、それが全て机の上に盛られた。
「じゃあそろそろみんなで乾杯します?? 」
「そうですね、じゃあ乾杯の音頭は毛利先生に」
そう笑いかければ毛利先生は了承したようだ。
「1年間、」
「「「「「「お疲れ様でしたーっ!」」」」」」
思えば大変なことがあった1年だった。
Aちゃんと出会ったり、ベルモットにこき使われたり、Aちゃんが可愛かったり、Aちゃんに怒られたり、Aちゃんと一緒に過ごしたり、組織壊滅したり…Aちゃんと…
あれ、俺の記憶Aちゃんでいっぱいだわ。
まあとりあえず大変なことがいっぱいあった、うん…いっぱいあった…うん……
「最近調子はいいですか?」
『あ!昴さん…!はい、元気です!!』
「お前はなぜ昴さんと呼ばれているんだ??なぜだ??怒るぞ??僕怒るぞ??」
「アムロサンシッカリシテー」
『透くんと昴さんは仲良しなんですか?』
「もちろん仲良しだよー」
「…そうですね…」
「安室さん、沖矢さんの肩がギシギシいってる…」
「大丈夫です、痛くありませんから」
「そうですか」
「そういってもっと力込めるのやめません?」
『もう、透くん昴さんをいじめちゃダメですよ!』
「ごめんなさい…」
「(そんな子犬のような目で…)」
「(安室さん怖)」
『親しき仲にも礼儀あり、ですよ!気をつけてください!』
「ごめんなさい…」
いやがちテンション下がり丸。
かなち。きをつけます。
そんなこんなでみんなで楽しく食事を囲む。
そんなこんなで時間が経ってしまったみたいだ。
もう11時近い。
とりあえずお開きにして、片付けをすることにした。
みんなで片付けをし、なんとか綺麗になり、解散した。
「Aちゃん、」
『何ですか?』
「一緒に帰りましょう、今日は車で来てないので歩きですけど…」
『ええ、私も歩きたい気分です。』
そういってAちゃんは手を繋いだ。
驚く間もなく連れていかれた俺は、園子さんや蘭さんの悲鳴なんて聞くまでもなかった。
今日の遭遇人物
赤井秀一
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茜子(プロフ) - 盛りそば。さん» うわあめっちゃ嬉しいです…!!これからもグッとくるように頑張ります!! (2019年8月7日 17時) (レス) id: 0ba88b4f06 (このIDを非表示/違反報告)
茜子(プロフ) - toratora10さん» 紛らわしいことしてすみません…!!完結ではないです! (2019年8月7日 17時) (レス) id: 0ba88b4f06 (このIDを非表示/違反報告)
盛りそば。 - ア"ッ何かすごく胸の奥に来る…(語彙力) これは良作ぅ… (2019年7月15日 11時) (レス) id: 2b295a992e (このIDを非表示/違反報告)
toratora10(プロフ) - 完結ですか? (2019年7月11日 8時) (レス) id: 666f1a834c (このIDを非表示/違反報告)
茜子(プロフ) - ありすちゃん?さん» 私も何気そのシーン好きです笑読んでくださりありがとうございます! (2019年6月1日 16時) (レス) id: 0ba88b4f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茜子 | 作成日時:2018年4月1日 22時