うちの喫茶店員が天使すぎる件について。【名探偵コナン】

48. ページ14

・


｢Aちゃんがポアロに来てない？｣



｢はい、もうこれから９月過ぎまでシフトも入ってないですし…｣



｢9月過ぎ!?｣


さすがの俺でもびっくりだ。
今は8月中旬。

９月過ぎまで会えないの？？？
それおかしくない？？？無理なんだけど？？？？


｢はああ、Aちゃんと仕事出来ないなんて…癒しが、｣


｢…………常連さんも悲しみますね｣


なんとか自分の気持ちを押し殺し、普通の回答をした。
梓さん、その気持ち、わかる。



｢どうして来ないとか、分からないんですか？｣



｢なんか、文化祭の準備で忙しいらしくて…知ってます？米女の文化祭といえば国内の高校で一、二位を争うくらいの人気ぶりですし…｣


｢そんなに人気なんですか…｣



｢スゴい凝ってますからね、私も行ったことあるんです！この高校行きたいなぁ、って思っちゃいますよ！｣


｢はあ…そうなんですか｣


どんなにすごい文化祭だろうと俺とAちゃんが会えないなら今すぐに禁止してほしいです、ええ。


｢出し物聞いたんですけど、秘密らしくて…｣



｢気になる…｣

メイド喫茶とかがいいな、みたい。
縁日は…もう見たけど、でももう１回みてもいいな…うん、メイド服はロング…ロングのやつでお願いします…はい…



｢みんなで行きますか？｣



｢そうですね、行きましょう！｣



前言撤回、文化祭、ありがとう。




(Aちゃん…Aちゃん…)


((安室さん…Aちゃん助けて…))

49.→←？

今日の遭遇人物

赤井秀一

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す