No.9 ページ10
金「あ、(人２)ちゃん。」
『金木さん！大丈夫なんですか？！』
金木さんは私を認識した途端、すぐに起き上がった。
金「うん。大丈夫だよ？…ところで(人２)ちゃ
んはどうしてこんなところに？」
『金木さんが心配だったので』
そう言うと金木さんの頬が微かに赤くなった。
金木さんとしばらく本について語っていると看護師さんが現れた。
看「金木さん、おはようございます。
朝食の時間ですよ。…あら？こちらは
…彼女さん？」
そう聞かれると金木さんは焦ったように
金「ちッ違います！！」
と、大きく首を振った。
(さすがに そこまで嫌がられると傷つくなぁ…)
なんて思いながら眺めていると金木さんがお箸
を手に取り食事を始めた。
鮭の切り身に箸を入れパクリと一口。
その途端、金木さんは顔をしかめ口を押さえた。
『金木さん？大丈夫ですか？』
そう尋ねても金木さんは頷くばかり。
(病院食ってそんなに不味いのかな？)
入院の経験のない私は試しに金木さんの食べかけの鮭を食べてみた。
普通の鮭だ。
私が普通な顔をして食べたのを見て、金木さんは
金「不味く…ないの？生臭くない？」
と遠慮がちに聞いてきた。
『そんなことないですけど…』
と言ってもう一度食べる。
変わらない。普通の鮭。
金「そう？」
その時、
看「ああっ！なんであなたが食べてるの！
金木さんが食べなくちゃ！
ほら、あなたは出て！」
看護師に怒鳴られ、私は仕方なく帰ることにした。
( それにしてもどうしたんだろう大丈夫かな…)
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日本茶 - 続き待ってまーす！ (2014年11月3日 18時) (
レス) id: 05d2f106a2 (このIDを非表示/違反報告)
魔紅黒夢 - 金木くうううううううううううん！！！！！！！ (2014年10月20日 21時) (レス) id: 864f6f3c1c (このIDを非表示/違反報告)
下野恋(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2014年8月7日 11時) (レス) id: b14f4907c1 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - すごく面白かったです!!カネキ君がすごい好きなんですが、カネキ君の小説少なかったのでうれしいです ! これからもがんばってください!!続き楽しみに待ってます!! (2014年8月7日 9時) (レス) id: f52d64c3c8 (このIDを非表示/違反報告)
下野恋(プロフ) - 本当ですか！ありがとうございます！頑張ります！ (2014年8月5日 13時) (レス) id: b14f4907c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：下野恋 | 作成日時：2014年7月31日 15時
