The Shade Japan ～我らの挑戦～ sixth【イナオリ】【シェイドジャパン】 (ページ46)

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宝石少女の不安（紫園凛子&枷宮青蘭）ページ46

noside

写真立てを作り終えた凛子、届けようとしたとたん。また『始まったのだった』

｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……(ｶﾗﾝｶﾗﾝ｣

過去を思い出し、さらに何か不安事が生まれ……さらに酷くなっていっていた

｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……(ｶﾗﾝｶﾗﾝ｣

青蘭｢前回よりもひどくなっていますね、大丈夫ですか？｣

｢……っ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…(ｶﾗﾝｶﾗﾝ｣

返事も出来ないほど吐.き出てくる宝石は、赤く染まりきっていった

青蘭｢返事もできないほどですか・・・とりあえず、落ち着いて深呼吸を｣

｢……ﾋｭｰ……ﾋｭｰ……｣

青蘭｢・・・落ち着きましたか？｣

｢……は、はい……お騒がせしました……｣

凛子はそう言い、無理に微笑む。青蘭はその姿を見て……心配になっていた

青蘭｢何か困ったことでもありましたか？よかったら相談にのりますよ｣

｢な、なんでもないです……ぁ、写真立て出来ました……どうぞ｣

青蘭｢ありがとうございます。これは・・・トパーズの一種ですね、それともう一種類ありますね｣

｢は、はい……ブルートパーズとアクアマリンを使いました……｣

凛子は照れながらも手渡しをする。写真立てはキラキラと輝いており、凛子はその写真立てを作ってよかったと感じている

青蘭｢綺麗ですね、あの子が喜びそうです｣

凛子｢……私も、こんな奇病さえなければサッカーやれたかな(ｺｿｯ｣

青蘭｢？何か言いましたか？｣

凛子｢い、いえ……っｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ(ｶﾗﾝｶﾗﾝ｣

凛子は、また宝石を吐.き出してしまった

こんなの早く治らないかなといつでも不安になっている