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優しすぎる副監督（春夏秋冬霜月&水神矢美幸） ページ26
試合が終わって、俺は美幸さんに呼ばれた
｢……なんすか、監督｣
美幸｢貴方に頼みたいことがあるの｣
｢……｣
美幸｢今、私を信じてくれるのは貴方のみなのかもしれない。だから貴方にお願いなの｣
いつもの副監督じゃないことを察した俺はこくんと頷いた
美幸｢ありがとう……私はね、冷たくあしらってるけど、実は私は……皆にね？のびのびとした自由なサッカーをさせたいの｣
霜月｢！！｣
美幸｢……貴方は、愛川さんのためにオリオンとここを両立させてる。それはそれでいい
けど、ここにいる人たちには
楽しく、のびのびとした自由なサッカーをしてほしいの、それを出来るのはあなたたちだけ｣
霜月｢！！｣
監督は、今までにない笑顔を見せてきた
これは、信用できる
皆に……副監督は、悪い人ではないことを伝えなくてはならないと俺は思って
俺は、無言で頭を下げて皆の元へ走り出した
自分達の自由を守ってくれてた（前編）→←悩める星のきらめき (紺堂日暮)
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作者名：神田・スカーレット x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HiHiJets/
作成日時：2019年11月10日 18時
