The Shade Japan ～我らの挑戦～ sixth【イナオリ】【シェイドジャパン】 (ページ23)

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いい友達（響木美壱狐&人形草子鳴）【ハーフタイム-裏】ページ23

我は今、不満だ。人間……人間の悪事が心に怒りを灯している。

｢………酒が朝から不味かったからのぉ……今日は良いことないのぉ……｣

玉蹴りの戦もそうじゃ、稲妻日本の攻撃が気にくわない。酒も不味かった。今日はついておらぬ←

｢はぁ……………酒も不味い日があるのじゃなぁ｣

鳴｢……酒、飲んだのでありんすか？｣

｢！？な、鳴！！いるならはよ言え！(汗｣

鳴｢もう一度聞く、酒を飲んだのでありんすか！？｣

｢いいじゃろ！？見られとらんのじゃから！｣

しまった、鳴に聞かれてたのか………我は年かのぉ………←

鳴｢たくっ…そんなに酒好きでありんすからいつまでも女ができないでありんす……｣

｢酒と婚礼は関係なかろうて！？というか何故わかった！？｣

鳴｢主の世話役から聞いたでありんすよ｣

｢なっ！？あの馬鹿側近めが……！｣

次来たらはったおす……←

鳴｢これ美壱孤…｣

｢熱くなってたらついやってしもうたわ……｣

鳴｢不審に思われぬように注意しなんし｣

｢お主と二人きりの時は口調戻ってもよかろうて……｣

鳴には色々と迷惑かけてる……いつも我がダメじゃから……

鳴｢まったく…しっかりするでありんすよ。わっちの身にもなってみなんし…この阿呆｣

｢！お主には迷惑かけとうないからな｣

鳴｢ははは…久しぶりでありんすね、主と友人らしい話をしたのは｣

｢……そうじゃな、我らは友じゃな｣

そう言って我は酒を飲むのをやめた

我は神狐……

よき友を持った狐妖怪じゃ