The Shade Japan ～我らの挑戦～ sixth【イナオリ】【シェイドジャパン】 (ページ12)

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早すぎる（アゲハ・ギリカナン&枷宮青蘭）【練習試合前半4-1表】ページ12

ついに、試合が始まる時。アゲハは初めての試合、そのためやけにテンションが高い。

｢(試合、ワクワク、楽しみ！)｣

そう思っていると、試合が始まった。灰崎がドリブルし始めたとたん、アゲハは普通の人よりも倍のスピードでボールを奪った

青蘭｢さすがですね｣

灰崎｢なんだと！？｣

野坂｢アゲハさんをマークするんだ！｣

野坂の声で、稲森がマークに着くが軽々と越していく

稲森｢えぇ！？｣

青蘭｢よし、アゲハさん！こっちへ｣

｢青蘭！！｣

アゲハは、青蘭にパスをする

｢頑張れ！！青蘭！！｣

青蘭｢はい、まかせてください！｣

アゲハは、キラキラとした眼差しで青蘭を見つめる。それに青蘭は気づいていない

青蘭｢さて、いきますか｣

風丸｢止めろ！！｣

坂野上｢通しませんよ！｣

｢！青蘭！！｣

アゲハは、いつの間にかゴール前に。青蘭は隙を狙う

青蘭｢『彼岸花の嘆き』｣

青蘭が指を鳴らすと青蘭を中心にフィールド一面に彼岸花が咲き誇る

皆がその美しさに目を奪われている隙にアゲハにパスをする

パスが渡った瞬間、彼岸花は散って消えた

風丸｢しまった！！｣

｢ナイスパス！青蘭！(ｷﾗｷﾗ｣

青蘭｢いえ、それほどでも｣

円堂｢よし！こいっ！！｣

円堂は、ゴール前で構える。アゲハはシュート体制に入った。その時だ

｢青蘭！｣

青蘭｢え！？｣

｢決めて！青蘭！シュート！｣

そう言って、アゲハは青蘭にパスをした

青蘭｢わかりました！『青薔薇の祝福』！！｣

青蘭が蹴ったボールは青く輝き一輪の青薔薇になった

円堂｢させるか！ダイヤモンド……｣

野坂｢！？円堂さん！！気を付けて！｣

｢はぁぁあ！！ファイナルオリオン・ブラスター！！｣

アゲハは、シュートチェインをした、青蘭のシュートを蹴り返す

円堂｢何！？｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ

｢！！入った！青蘭！！入った！入った！｣

青蘭｢まさか、あそこで私にボールをパスするとは思いませんでしたよ｣

｢青蘭、シュート、格好いい！｣

アゲハが笑顔で言うと、青蘭は自然に笑顔がほころびてた

青蘭｢ありがとうございます。さて、まだまだこれからですよ、気を抜かないように｣

｢うん！わかった！頑張る！｣

そう言って、二人は元の位置へと戻った