作戦会議(枷宮青蘭&籠宮白蘭&黒崎羊希) ページ2
noside
青蘭と白蘭はイナズマジャパンとの試合に向けて作戦会議をたてていた
「やはり、ここはDFの方で固めるべきでしょうかね？」
そう言って青蘭は赤いマグネットを何個かホワイトボードの上にはしらせる
「いや、そうしたらこの空いた空間をやられる可能性が高い」
今度は白蘭が赤いマグネットの横に青いマグネットを置く
「では、こちらの方面にFWで上がるのはどうでしょう？」
「ダメだな、結局こっちの方で囲まれて詰みになっちまう」
パチパチとマグネットを置く音がその空間に響く
そんな空間にふと二人以外の人物の声が入る
黒崎「…すみませーん。」
その声に二人は会話を止め振り返る
「貴方は、確か新メンバーの・・・」
黒崎「MF、黒崎羊希です。」
「あー、なんか来るって言ってたな」
黒崎「…はい。今日来ました。」
「よろしくお願いします、私は枷宮青蘭です。こっちは籠宮白蘭です」
「よろしくな」
黒崎「…宜しくお願いします。…俺もその作戦見せていただいても？」
「ええ、もちろん」
「意見は多い方がいいからな」
黒崎｢ありがとうございます…」
二人は羊希にホワイトボードを見せるように体をずらす
「相手は日本代表ですからね、一筋縄ではいかないでしょう」
「それに向こうには戦術の皇帝ってのがいるからな」
黒崎「…あぁ。野坂さんですか。」
「今立ててる作戦は・・・」
青蘭はマグネットを動かしながら一通りの説明をする
黒崎「…へー…こんな感じなんですか。」
「何か意見あるか？」
黒崎「…特にはありません。けど…必殺タクティクスとかは予測できませんから。そこの所は臨機応変に対応しなければいけませんよね…」
「ええ、特に野坂さんと一星さんの必殺タクティクスは厄介ですね。とても印象に残ってます」
「なるべく分析担当の一星って奴に情報を与えなきゃいい話なんだけどな・・・」
黒崎「前半に一気に本気を出してはいけませんし…そこらへんは調整が難しい…」
「他に用心すべきタクティクスといったら何があるんだ？」
黒崎「…それこそ、野坂さんの王者のタクト…とかでしょうかね。」
「なるほど」
「こりゃ、相手チームの攻略には時間がかかりそうだな」
黒崎「焦らず、ゆっくりとですね。焦りすぎたら見えるものも見えません。」
「だな、じゃあよこれならどうだ・・・」
「いえ、ならこうして・・・」
こうして、黒崎を含めた三人の作戦会議は続いた
刻印の痛み（アゲハ・ギリカナン）→←Alone（黒崎羊希･黒崎羊花･？？？？？）
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作者名：神田・スカーレット x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HiHiJets/
作成日時：2019年11月10日 18時
