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涙（氷野雪姫） ページ37
雪姫side
なんで、それしか出てこない
士「雪姫…どうしてここに…」
「なんで、どうして、あの技を使ったの。」
士「勝つために…僕が犠牲を払わなくていけなかった。」
「もし、二度とサッカーが出来なくなる犠牲でも払うって言うの。」
士「ああ。」
「私は、何度も忠告した。二度と使ってはいけない、と言ったはずよ。
なのに、使った。サッカーが出来なくなる事もあるのにっ、勝つために？
笑えない冗談じゃないの。」
目の前が暗くなった。
士「泣くほど僕を心配したんだね。」
泣いてる？私が？
というよりも今抱きしめている？
「何してんの。」
士「このまま居させて。」
「……は？」
この様子が仲間にバレている事に気がついてなかった。
ただ吹雪士郎は、“弱み握られるね。”って思いながら抱きついている。
弱味と笑顔(氷野雪姫&柳原空乃&積木咲良)→←悪夢と発作 (紺堂日暮)
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作者名：神田・スカーレット x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kandada/
作成日時：2019年9月23日 8時
