restriction 【紫】 (ページ1)

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side花菜

2019年4月

朝、目が覚めると隣にすーすーと音をたてて寝ている私の愛する人がいる。

「おはよ、流星。」

ちゅっと流星のほっぺにキスすると私は朝ごはんの準備しようとベットから出ようとすると、

「花菜～」

と寝ぼけたまま抱きついてきた。

朝から甘えん坊さんやなぁ

ま、そういうとこも好きやねんけど笑

私と流星は大学で出会った。

入学早々私は講義にいた流星に一目惚れした。

その後徐々に流星と仲良くなり、中身の面でも流星に惚れていった。

流星も私に一目惚れしてくれていたらしく、私達は付き合うことにした。

それから大学卒業と同時に入籍、結婚した私達。

友達には続かへんとかなんや言われたけど、

私達は気にしなかった。

「流星どいてや。朝ご飯作られへんし、
会社行かな」

「会社休んで花菜とイチャイチャする～」

嬉しいけど、時間が迫ってきてるので

「休みんときな？」

「えー」

毎日こういうことの繰り返し。

こんな幸せが続いたらいいなぁなんて事が
叶うわけなかった