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mail 17 ページ17

3人が横並びに正座をする前に菅原が腕を組んで立っている。


そう説教タイムだ。


菅「いいかお前ら。これは歴とした詐欺だ。分かるか?」


影「…。」


日「…。」


菅「分かるよな?」


影・日「はい。」


日向と影山が反省していると、横に座っていた西谷が手を挙げた。


菅「はい、西谷君。」


西「俺はアットマークの後ろを見て迷惑メールではないと思いました!」


菅原がすかさずアットマークの後ろをチェックした。


菅「doccomo?cが一個多いじゃんかよ!ドッコーモってなんだよ怪しすぎんだろ!」


西「なんだと!」


そこへ授業を終えた東峰が部室に入ってきた。


東「うーっす…ってどうしたの。」


菅「俺は今怒っている。いや、呆れている。」


腕を組んだ菅原が眉間に皺を寄せている。


東「おいおいお前ら何やらかしたんだよう…。」


おどおどとしながら東峰が鞄を置く。


西「俺は!翔陽の夢を応援したかっただけです!!先輩として応援してあげるのが筋でしょうよ!!」


菅「夢とかじゃなくて詐欺なの!こいつら2人はともかく西谷は一応2年なんだから頼むよほんと!」


東「なんかよく分からないけど落ち着いて!」


2人を止めに入る東峰の横で正座している日向が、影山に話しかけた。


日「影山。」


影「…なんだ。」


日「さっきの500円やっぱり返してくれ。」


影「なんでだよ。お前さっき取っとけって言ってただろ。」


日「事情が変わったんだよ!!」


そのあと部活が始まるまで菅原の説教は続いた。






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作者名:かなめ | 作成日時:2017年9月4日 17時

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