日向が架空詐欺にあった様です。【HQ】 (ページ13)

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隅でこそこそしていると、西谷が部室に入ってきた。

西「おっ！どうした二人揃って！」

西谷に声を掛けられ二人は驚いた。

日「ひっ！」

影「な！ななななんでもないです！」

分かりやすく動揺する二人を西谷が怪しんだ。

西「…怪しい。怪し過ぎるぞ！」

日「決して怪しいものではないです！」(?)

影「ひ、日向が819万当たった事なんて話してないです！」

日「バカお前！全部言ってんじゃねえか！！」

影「し！しまった！」

西「819万？なに言ってんだお前ら！」

ぐいぐい近付く西谷にあたふたする日向は、ついに諦めて西谷に当選メールが来たことを話した。

西「…そんなラッキーな事って有り得るのか？」

メールを読んだ西谷が疑問に感じた。

さすが先輩。ここで食い止めて頂きたいところです。

携帯を囲むような形で三人が座った。

あぐらをかき、腕を組む西谷。

相変わらず正座する日向と影山。

日「やっぱりこの前みたいにこれも詐欺なのかな…」

影「確かにこんなうまい話あるわけ…」

西「いや、ちょっと待て。」

二人も疑問に感じだした時、西谷が何かに気づいた。