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準備を終え、解散した頃。
治「俺ちょっと寄るとこあるから先帰っといて」
角名と侑と帰っていた治が立ち止まる。
侑「どこ行くん」
治「どこでもええやろがい」
ムッとした治が侑にガンを飛ばす。
侑「は、なんやねん!俺まだなんもしてないやん!」
角「まだ。笑 じゃあまた明日な治」
治「おつかれ」
侑がムッとするが治は気にすることなく立ち去った。
︰
︰
『双子でもタイプは被らんねんなあ』
尾白が言った言葉が頭を過る。
治「あー、腹立つ...」
ムッとした表情のまま、治がポッケに手を入れながら歩き続ける。
今まではそうやった。
あいつのタイプなんて理解出来へんかったし、好きな女の子も今まで被らんかった。
そんな事を悶々と考えながら歩いていると待ち合わせ場所にいた待ち人が治に声を掛けた。
「お疲れ様。...って怖い顔してどないしたん?」
ぱっと顔を上げるとニコッと微笑む女の子。
「また喧嘩でもしたん?」
治「...別にしてへんし。てかはよ充電させて」
「わっ」
治が腕を引いてぎゅっと抱き締める。
ポニーテールの、左から3番目。
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作者名:かなめ/ | 作成日時:2020年4月13日 17時