この歌、はじまりの詩【九条天】 (ページ27)

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『ミューフェスだよあおちゃん！』

｢ 10時間もとか、ほんとゲームできないから辛いしやめてほしい、呼ばないでほしい｣

『あ、あおちゃん…(汗) 』

今日はミューフェス当日

生放送ってこともあって絶対バタつくだろうから一時間早めに楽屋入りした

準備したり打合せしたり、結構生放送ってバタつくんだよね

『あおちゃん、私Re:valeのとこ挨拶しに行くけど来る？』

｢いかない、ゲームしてる

てか千に会いたくないめんどくさい｣

『あっはは、わかった』

｢てかRe:valeもう来てるの？｣

『うん、百くんに聞いたらもう来てるって』

｢ふーん、そか｣

『あおちゃんの分のおはようも言ってくるね～』

私は楽屋から出てRe:valeの楽屋へと向かう

あ、そういえばTRIGGERのとこにも行かないと

なんて思って九条くんに連絡をする

あ、結構前だけどみんなでご飯いった時にTRIGGERの連絡先はもらったよ！

あとカオルちゃんのも！

Aおはようございます!結月です!TRIGGERは何時に楽屋入り?

そう九条くんのラビチャに送る

すぐに既読がついて返信が帰ってきた

天もうすぐ着くよ
Aそれじゃああとで挨拶しに行くね!
Aあおちゃんはいないんだけどね
天こっちから行くから待っててよ
Aいーえ!私が行きます!Aそれじゃあ後ほどに!
Aばいちゃ!

無理やり、九条くんとのラビチャを切る

こうでもしないとほんとに来ちゃうからね、九条くんは

それに歩きスマホは危ないしね←

『よーし着いた！Re:valeの楽屋！』

Re:valeの二人と会うのはいつぶりだろ

でもしばらく会えてなかった気がするのは確か

私はノックをして百くんのどうぞー！って声が聞こえてから扉を開けた

『百くん！千くん！おはよう！あと久しぶり！』

｢わぁ！Aだ！！やっほ～！｣

『百くんやっほ～！』

いえーい！と両手でハイタッチをする

そのあと百くんとギューってして、その上から千くんがギューってするのが私たちの挨拶になっている

『んへへ、二人とも苦しいよ～』

｢ Aは今日もキュートだね～！｣

｢ Aはいつも可愛いけどね｣

『ふへへ、ありがと、二人もかっこいいよ～』

｢｢ (はぁああ、お持ち帰りしたい…！！) ｣｣

Re:valeがそんなこと思ってるとは知る由もない