Prologue.6 ページ9
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刹那、周りにいる人たちはざわつきだした
クロウリー「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず。
一体なぜ……」
『魔法、は使えないですが、私は________』
私の発言は悲しくも学園長には届かなかった
喋る狸さんの乱入によって
グリム「もごもご……ぷはっ!
だったらその席、オレ様に譲るんだゾ!」
クロウリー「あっ待ちなさい!この狸!」
グリム「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ!だから代わりにオレ様を学校に入れろ!魔法ならとびっきりのを見せてやるんだゾ!」
赤髪の男「みんな伏せて!」
赤髪の人がそう言った刹那、狸さんがまた青い炎を吐き出す
グリム「ん"な"〜〜〜!!」
ターバンの男「うわあ!!あちちちっ!尻に火が!」
クロウリー「このままでは学園が火の海です!誰かあの狸を捕まえてください!」
獅子の耳を持つ男「チッ……かったりぃな」
美しい男「アラ、狩りはお得意でしょ?まるまる太った絶好のオヤツじゃない」
獅子の耳を持つ男「なんで俺が。テメェがやれよ」
眼鏡の男「クロウリー先生、おまかせください。
いたいけな小動物をいたぶって捕獲するというみなさんが嫌がる役目、この僕が請け負います」
タブレットの声《さすがアズール氏。内申の点数稼ぎキマシタワー》
ターバンの男「なあ、誰かオレのケツの火ぃ消してくれてもよくねぇ!?」
色んなことが急に起こりだしてみんな慌てて………ない人もいるけど
まず一つずつ、解決していこう
『ウンディーネお願いっ』
そう言うと、頭にターバンを巻いた人のお尻についた火に少量の水がかかって火が消えた
やっぱり姿は顕さないか
あとでお礼しとこう
ターバンの男「あれ?消えた?誰か知らないけど助かったぜ!」
『ほっ……』
次はあの狸さんを何とかしないと
クロウリー「みなさん、私の話聞いてます!?」
獅子の耳を持つ男「はぁ……狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろ、センセー」
グリム「オレ様は狸じゃねーって何度言わせるんだゾ!偉大なる魔法士になる男、グリムとはオレ様のことだゾー!」
アズール「威勢のいい小動物ですね。リドルさん、お願いできますか?」
リドル「違反者は見逃せないからね。さっさと済ませるとしよう」
そう言ってグリム、という狸さんの前に赤髪の人と眼鏡をかけた人が立った
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依音(プロフ) - 初めまして、こんにちは。奏雨さんの作品が大好きで何度も読み直しておりました。これからも読める日が来ることを楽しみに待っています。Twitterにアクセスしようとしましたが、アカウントに飛ぶことができませんでした…。 (2022年4月4日 14時) (レス) @page1 id: 2bfed6242b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 初めまして、いつも素敵な作品楽しみにしています。更新されるのを気長に待ちます。また奏雨さんの作品読める日を楽しにしてます!今後応援してます!!! (2022年3月31日 22時) (レス) @page4 id: 89bb4b8e86 (このIDを非表示/違反報告)
イリス - 本当に自分勝手ですが、私ツイッターをしてないないとゆうかできないので、ツクールにヒントとか載せてくれると嬉しいです、本当に自分勝手ですみません(´・ω・`) (2022年3月31日 13時) (レス) id: e5ab9a33da (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花 - 私も読み返しに来たらパスワードがかかっていて驚きました!パスワードのヒントとかないので見れなくて困っています。 (2022年3月28日 2時) (レス) id: 1e2b75d01c (このIDを非表示/違反報告)
あすぱらがす - 春香さん» お知らせの内容だと、訂正等したあと公開されるのではないでしょうか。私生活が忙しいようなので、公開を待ってればいいと思います!私もパスワード分かんないので((( (2022年3月25日 23時) (レス) @page1 id: a1f420556a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏雨 | 作成日時:2020年4月9日 5時