第４６話 まずい、かなりまずい ページ5
Aside
私は忠告を受けておきながら簡単に背を向けてしまったことを反省しつつもう一度ドフラミンゴを睨む。
「私を動けなくしてなにするの」
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「俺の船に連れていく」
「は?」
は?
意味が分からない。
なぜいきなり船に連れていかれなくちゃいけないの？
しかも今は体が動かない。
つまり強制連行になる。
・・・これはなかなかまずいぞ
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「それじゃあ行くか」
そんなことを考えてると上から聞こえた声と同時に体が浮く。
さらにドフラミンゴは窓を開けてふちに手をかけた。
「え！?ちょっと!まって！私行くなんて言ってない！!!」
私がいくら叫んでもまるで何も聞こえてないようにこっちを見向きもしない。
他の人に助けてもらおうにも運悪く周りに人はいなかった。
もちろん体が動かないのだから腰に提げている防犯ブザー機能付き電伝虫に手なんて届かない。
まずい。これは本当にまずい。
「離してってば!!!」
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「・・・・・・」
ドフラミンゴは私の声を無視して空へ飛び出した。
足は地面に着いていないけれど、外に出た瞬間真っ逆さまに落ちるなんてことはなかった。
きっと能力を使っているんだと思う。
「離してよ!!」
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「行くぞ」
「嫌だって言ってるじゃん!!話を聞け!!変態ドピンク!!!!」
そういうとドフラミンゴは動きを止めてこっちを見る。
本日何回目か分からない人の話を聞かない態度にさすがにイラついてつい口からで言葉が出た。
怒りに任せてそのまま続ける。
「私のこと縛って強制的に連れてって面白いことでもあるの!?
私は行かない!!!!いいかげん離せ!!!!
この・・・
変態ドピンクグラサンフラミンゴ!!!!!!!」
私はこれでもかっていうくらい大声を出して叫び、ドフラミンゴを睨みつける。
さすがにドフラミンゴも怒ったようで額に青筋がたつのが見えた。
ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「口がすぎるぞ。そんなに殺されてえのか」
ドフラミンゴが左腕を広げた。
その指の先から太陽に反射して何かキラキラと光るものが見える。
攻撃体制
頭の中で警報音が鳴り響く。
本能が逃げろといってる。
でも体は動かない。
まずい、殺される
そう思ったとき、
?「そのくらいにしておけ、桃鳥」
その声と同時にスパンッと音がして私の体は解放された。
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コクマ(プロフ) - 面白いです (2020年5月29日 19時) (
レス) id: 9ee991fc40 (このIDを非表示/違反報告)
☆YUKI☆(プロフ) - 柊さん» 返信遅くなりすみません!私の勝手な妄想でしかありませんが、面白いと言って頂けてとても嬉しいです！！更新は相変わらず不定期になると思いますがペースを上げていけるようにしたいと思います。ありがとうございます！ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 25fe36f279 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年8月28日 15時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
ASL - 受験も頑張ってくださいね!! (2019年1月31日 21時) (レス) id: 9e96e7d14e (このIDを非表示/違反報告)
ASL - とっても面白いです!!更新頑張ってください!! (2019年1月31日 21時) (レス) id: 9e96e7d14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆YUKI☆ | 作成日時：2018年12月20日 17時
