愛されないまま【twst】２

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NO side




Aがいなくなった後、その場は気まずい雰囲気が漂っていた。









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿最後に皆に言っておくね！









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿みんなはさ、ずっと一緒にいて信頼のあるブスより、出会って間もない可愛い子を信じるようなちょっろーい人だったんだね！なんつーか、失望したよ！









その場にいたほとんどが、その言葉にショックを受けていた。




Aから失望されたこと、Aは彼等の事をあんな風に思っていたこと。









それに＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






Aは、自分のことをブスと言った。





その時のハーツラビュル寮生の心情はこうだ。




リドル「………………ごめん今なんて？」(困惑)


トレイ「お前はブスなんかじゃない、可愛いよ」(急に態度変わった)


ケイト「え、あの子自分のこと………………え？？？」(困惑２)


エース「え、何当たり前なこと言ってんの？監督生が一番に決まってんじゃん」(草)


デュース「え、あたりまえ体操」(謎い)



(急な雰囲気ぶち壊しやめてくれｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ!!!)






それに





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿キミはいつからそうなってしまったんだい！？






Aが去る間際に、リドルはこう叫んだ。






Aはそれが聞こえていたかは分からないが、どこか哀し気な表情だった。





そして＿＿＿＿＿









エース「監督生が、独りぼっちだった………………？」


デュース「………………どういうことだ、監督生、、」





そう聞くも、監督生は一人困惑し、何も返せないでいた。






先ず、Aが元居た自分の世界のことを知っていること。




Aが、自分の過去を知ってること。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿どうしてあの子は知ってるの？









過去にAと関りがあったのかは、監督生自身も知らない。






分からない。









全員、Aの表情一つ一つが忘れられずにいた。









まるで自分たちを哀れむ様な、軽蔑するような、悲しむような。









ただ一つ、全員が分かったことと言えば。









さっきのAの目は、すっかりとハイライトを無くし、









まるで、オーバーブロットした時のリドルの目にそっくりだった。

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