愛されないまま【twst】

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涙が止まらない。


『あ、あれ……？なんで………？』




止まってよ。



何で泣いてんの？



もう“二度と”みんなの前で泣かないって決めたでしょ？








あ、そうか







ユニーク魔法の効果が切れたんだ




私はユニーク魔法が切れると鬱状態になって、精神障害を起こしてしまう。


だから皆“本当の私”を知らないし、“本当の私”もこの事を皆に知らせる気はない。


知られたら、面倒臭いから。





一呼吸おいて、私はみんなに聞こえない程度の声で呟いた。






　
『……枯れていく世界(ﾄﾞﾗｲﾌﾗﾜｰ)』





『………私を笑顔に。』





ケイト「Aちゃん！！！ほんとに大丈夫！？」



『………大丈夫です、ちょっと目にゴミが入って、擦り過ぎただけなので…

お気遣いありがとうございます。』



我ながら苦しい言い訳だとは思ったけど、ケイト先輩はどうやら疑わなかったらしい。



ケイト「ほんと！？なら良かったぁ！Aちゃん、みんなの前では強がっちゃう癖があるからね。

なんかあったのかと思っちゃったよ！

なんかあったら抱え込まないで、けーくんに相談してね！」


そういうとケイト先輩は私の頭にぽん、と手のひらを乗せた。






こんっの夢女子製造機がｧｧｧｱｧ!!!!!!!!!!!!!!(by作者)






ﾊｯ！ 今一瞬作者に乗っ取られた気がするけど気のせいか！(多重人格かよ)




　ユニーク魔法も効いてるし、今日も一日頑張ろう！

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