お兄ちゃんだから弟達を【男主】【おそ松さん】

一松 ページ3

ｶﾞﾗｯ

『…ぁ……おそ松！』

嫌われているけど知らないフリ

おそ松「……………話しかけんな……」

『何だよおそ松ぅ、照れ隠しか？』

俺を睨んで無言で外へと出ていった

『………よし、…母さんー』

皆にバレナイヨウニ

「何、？」

『俺の、……その』

「分かったわ、」

母さんは何も言わずに取り出した

『ありがとうっ！！』

「気を付けなさいよ？」

『分かってるよ』

見つからないように

「じゃあ、いってらっしゃい」

『うん』

ｶﾞﾗｯ

十四松「あ、…A兄さ、ん…ただいま！」

何でだろう

『うん、お帰り十四松』

十四松「どっか行くの？」

『ちょっとお散歩に、ね』

十四松「そうなんだ！気を付けてね！」

あぁ、なんて

『うん』




憎たらしいんだ


「524番でお待ちの松野さん」

『はい』

部屋へと向かう

「最近はどうです」

『だんだんと酷くなってしまって』

「例えば、？」

『無視されたり、怖がられたり、罵声をあ、び………ｯ…』

辛い

「……………」

『何で、俺が言われなきゃいけねぇーんだよ！！』

『俺がなんかしたってのか？！』

『俺はただ仲良くなりたいだけなのにっ！！！』

本音をぶちまけた

「そうそう、全部吐き出して」

『前みたいに、…遊びたいのに…笑い合いたいのに』

「………あまり、…心の闇に呑み込まれないで下さいね」

もう、呑み込まれてる

『はいっ、…』

「薬は今までと同じでいいかな？」

『申し訳ないんですけど…もう少し強力なのを下さい、あと最近は眠れなくて』

抑えきれなくなってる

「……わかりました、薬は飲みすぎないように」


病院から出て家に帰る途中

『……………あれ、…おぉーい…カラ松』

カラ松「あっ、に、い……さん」

怖がってる

『またナンパしてるの、？』

カラ松「っ、…」

『なぁ、…そんなに僕が怖い、？』

俺が放った言葉でカラ松の目が見開いた

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