いいえ、私は呪術師ではありません【呪術廻戦】

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『...........』ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ



伏｢おい、大丈夫か？｣



『なっ、なななななんでこんなことに...』




昼なのに夜の学校で、伏黒くんと共に歩いていく。



五｢呪霊は基本Aが倒してね〜。恵はAが本当に危なくなった時に手助けするくらいで大丈夫だから！｣



五条さんがさっき言った言葉を思い出した。


具体的な説明もせずに私と伏黒くんをほいと学校へ投げ入れ帳というものを降ろしたと思えば、自分はさっさとどこかに行ってしまった。


あの人は何なんだろう。私を一体どうさせたいんだろうか。



『あの、これはどうすればここから出られるんですか？』


伏｢この学校に居座ってる呪霊を祓えばいい....さっそく目の前にいるぞ｣


『え？』



伏黒くんが指さした方向を恐る恐る見れば、呪霊がのそのそとこちらへやってきた。



顔が溶けているのか、胴体と顔の境目が分からない。目もひとつでドロドロに溶けているせいで斜めに傾いている。



『....気持ち悪いからどっかいって』



鳥肌が立っている腕でいつものようにその呪霊を殴れば、ぐちゃという音とともに呪霊は姿を消した。



伏｢お前は術式も使わずに呪霊を祓うのか｣



伏黒くんが何かぼそっと言った。
また知らない単語が出てきた気がするからとりあえずは無視しておこう。

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