#転生してみた

リムルの反応 ページ23

コンコンコン……


「カナター、会議終わった！ 今入っていいかー？」


なんと。 リムル様の反応を思い浮かべていたところにご本人登場。


『あ、はい！ 問題ありません。』


ガチャ、ギィィィィ………………


リムル視点


やばい失明しそうだわ。


《マ、マスター！？》


何この子天使だったのかな可愛すぎんだろそこらのギャルの10000000……倍は可愛いだろてかなんか輝いて見えてきたしヤバ。


《……。》


シエルが呆れている気がするが、気のせいだろう！


俺は思った。
よし、シュナとガルムとカイジンになにか褒美をやろう、と。


「か、可愛いな！ その服！ す、すごく、似合ってるぞ！」


『そ、そうですか？ えへへ……後でカイジンさん達になにかお礼をしなくてはいけませんね……』


カナタ視点


可愛い。リムル様のその言葉だけで後100年は生きれると本気で思っている。しかも、心做しかリムル様が赤面しているようにも見える。不味い。このままでは頭がパンクする！ なんでもいいから話を変えなきゃ……！


『あ、そういえば、会議はどうでしたか？ なにか決まりましたか？』


「……。あのな、カナタ。俺も、初めての時はパニクったからよく分かるんだが……。この世界では、戦争だって起こるんだ。今調子に乗ってるのは帝国軍。そいつらは、仲間を、殺そうとしている。なら……相手を殺すということも、しなきゃいけないんだ。」


『……リムル様……』


「カナタ、ごめん、ごめんな……！ (泣
あ、あれ？ なんだ、これ？ なみ、だ……？
ごめんな、カナタ……。情けないよ、ほんと。 カナタまで巻き込む事態になるとはな……。でも、カナタの力は、俺と同等、またはそれ以上なんだ。だから、どうしても……！ お前が、カナタが！ ……俺には必要なんだ……！(涙」


『……リムル様は、優しい御方ですね……』


「……？」


『私の事を気遣っていただけて、嬉しいです。確かに、私は平和主義なので戦争は大っっっっ嫌いです。……でも！ 仲間が死ぬのは、その10000倍嫌です！……私も、戦います。 だから、お願いします。笑って……！』


「！ カナタ……！ うわぁぁぁぁぁぁんっっっ！！(泣」


その後十分間ほど、リムル様は私の胸に顔を埋めて泣いていた。優しい御方だ。

それを聞いていたディアブロ→←装備してみよう

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