出遅れました。 ページ39
ゾ「!?っちょお待ってwwwA、遅ない?w」
流石の瞬発力。ゾムが一番でスタートを切る。
は、今遅いって言った???()
「やっぱ遅いじゃん」
「あれ?鬱君とれう君遅くない?」
「どうせ追い越されてビリっしょw」
『まじ、は?ちょ、ゾムおま!!!!!今隣行くかんな!?』
一番前で走っているゾムに向かって叫ぶ。
くはははは、と笑い声が聞こえたからもうキレた。
ふぅっ、と一旦止まって小さくジャンプする。
少し風に乗った瞬間、思い切りダッシュする。
出来るだけ円の内側を走り、皆を追い越して行く。
らっだぁが おっ、と声を出したので、何故だか にっ、と口角が上がった。
と、二番目を走っていた緑くんと肩が並ぶ。
『意外と速いねぇ、いつも運動してなさそうなのにw』
フン、と煽る様に話しかけると、緑くんは「レウサンニ捕マリタクナイカラ、先ニ距離 離シトク」
と言った。
喋りながら走れるくらい体力はありあまってるらしい。
へ〜、やじゃるん()
私はもう少しスピードを上げ、遂にゾムの横に並ぶ。
『きーたよっ!!』
私がにひひ、と微笑むと、ゾムもにたりと微笑んだ。
ゾ「散々遅いとか言われてたけど速いやんけ。この辺であの女子共煽っとく?」
とても愉快そうに言うゾム。
『それ良い。どうやって煽る?』
私もノリノリで言うと、ゾムはんー、と考えた。
ゾ「あ、じゃあ"遅いとか言った人居たっけ〜!!!もう一番や"って叫べ」
目を三日月にして微笑むゾム。
『あ〜!!!!!どっかの先輩に遅いって言われたけどもう一番だ!!!!つまりぐっちと生徒会メンバーが遅いって事やな!!!』
私が一言加えて煽ると、それは生徒会メンバーにも届いていた様で、皆キレながらスピードを上げた。
まっ、皆速くね!!?
ショ「大先生とれうさん来てるんで、Aさん捕まって下さい」
余裕の表情を浮かべるショッピ君。
『ぜってぇ捕まらんから!w』
後ろに向かって叫ぶ。
後ろではれうさんがきょーさんを捕まえ損ねたらしく、「イダッバアアアアアア!!!」と叫んだ。
らっだぁの高い笑い声と、生徒会メンバーの独特な笑い声につられて私も笑う。
やめてよ、お腹痛いわw
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彼方。 - わーーーーーごめんなさい！！！！！！ 返信も遅れちゃって…更新頑張りますありがとうございますーーーーーーーーー！！！！ (2019年7月25日 11時) (
レス) id: 5d48928e6f (このIDを非表示/違反報告)
- いつ更新しますかーー！！ (2019年7月23日 12時) (レス) id: 60f9fe5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
彼方。 - miyu#ミュウさん» まじ？やったアリファトウ… (2019年2月20日 21時) (レス) id: bb0850d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
彼方。 - reinさん» コメントありがとうございます！！返信遅くてすみません……。ぐっちENDですね、考えておきます！ (2019年2月20日 21時) (レス) id: bb0850d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
miyu#ミュウ - どうしようね。ぐちつぼ可愛いね。 (2019年2月18日 16時) (レス) id: facb039396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼方。 | 作成日時：2019年1月26日 15時
