いや、私の関西弁とちゃう。 (ページ6)

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新学期ということで、午前は自己紹介とか、委員会決めとかもろもろ。

3限目は体育館で部活紹介をするらしい。

私らはあんま関係ないが全校生徒参加のようで、部活をしてへん私等は適当に体育館に向かう。

もちろん、部活をしとる子らは準備で忙しそうやった。

「面倒くさ～部活紹介なんて1年の為のもんやろ。」

まぁ、確かに。と適当に返すが、私は結構楽しみだったりする。

稲荷崎の部活は結構強豪多いし、紹介の仕方も面白い。

やで、見とるだけなら本間に面白い。

秋穂を引っ張って体育館に入ると始まる直前やったようだ。

『只今より、部活動紹介を始めます。

順番はお手元にあるプリントを～』

放送を適当に聞き流し、一発目はド派手に吹奏楽部か、と呑気に考えていた。

期待を裏切らない吹奏楽部。

むっちゃ感動したぁ～

「八重さ、涙脆すぎん？」

ハンカチで目元を抑える私に突っ込んでくる秋穂に感動したもんはしゃーないやん。と返した。

次々紹介され、最後はバレー部だった。

真ん中にコートが設置され、宮くん等が登場さるとキャアァアと歓声が湧き上がった。