検索窓
今日:52 hit、昨日:29 hit、合計:83,774 hit

ページ6

日が暮れ始め、道場は夕日色に染まる。

私はあらかじめ記入していた入部届を片手に更衣室付近で立ち止まった。


俺は、もう弓引きじゃない!


何故かその言葉に胸が苦しくなった。

更衣室から出てきた鳴宮 湊くんは藍髪くんに体操服を押し付けて道場を後にした。


「竹早くん、彼はもしかして」
「早気です」

早気
弓道をしている人なら誰もがなりうるものだ。何かしらの影響で会が保てなくなり的を狙えなくなるものだった。

やっぱり、そうだったんだ…


「トミー先生!これ!お願いします!私今日は失礼させてもらいます!」
「え?きみはー…」
「入部希望の相楽 心音です!明日来ますからー!」


トミー先生に入部届を押し付けて鳴宮 湊くんの後を追う。

何故か、ほっておけなかった。


自転車にまたがる彼に追いついた

「鳴宮 湊くん!!」

彼は気付かないのか自転車ではしり始めた。

「ええ?!ちょ、待って!」

すぐに私も自転車に乗って彼を追いかける。






ちょっ…速すぎなんですけど?!

6 鳴宮side→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:ツルネ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:銀河 | 作成日時:2019年2月1日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。