検索窓
今日:51 hit、昨日:29 hit、合計:83,773 hit

44 ページ45

雅さんと少し話したその日の晩御飯はバーベキューだった。


晩御飯の買い出しに行っていた男子が濡れて帰ってきたことに驚いたけど、今は別の意味で驚いている。


あんなにバラバラだった男子が距離も近くなって、一つのチームになりかけている。


下僕もいたについてきていた。



少し食べた私はそれ以上食べる気分になれなくて、道場の方へ足を進めた。


「フウー…?」


癒されたくて、フウを呼んでみる。

そう、簡単には来てくれないか、と諦めかけた時

ーキュウ バサッ

羽根をはためかせる音と鳴き声が近づいてくる。


「フウ!」


持っていたタオルを腕に巻き付けて腕を伸ばす。

その上にフウが降り立った。


撫でてやるとキュキュと鳴いて目を細めた。


ーザッ、ザッ


足音が近づいてきている気がして振り返ると湊が月明かりに照らせれていた。


「話を、しないか?」



あまりにも真剣な顔に私は頷くしかなかった。

45→←43 滝川side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:ツルネ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:銀河 | 作成日時:2019年2月1日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。