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40 鳴宮side ページ41
鳴宮side
相楽があそこまで外したのを見るのは初めてだった。
練習の立でも皆中か三中しか見たことがなかったから、俺だけでなく静弥や遼平たちも驚きの声を上げていた。
いつもは綺麗だと感じる射もどこか縮こまって見えて、苦しそうだった。
退場してきた相楽の顔色もあんまりよくなさそうで大丈夫か?と声をかけるけど
目も合わせず大丈夫と返されてしまった。
それ以上は何も言えなく、先ほどの試合結果が発表されて俺たち男子は下僕Tを着ることになった。
雅さんにリターンマッチをしかけるも却下され、次の三連休に合宿をすることになった。
合宿は全員参加することになったけど、
いつもの明るい相楽に戻ることなく、どこかやはり苦しそうだった。
俺は何か、あいつにしてやれることはないだろうか…。
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作者名:銀河 | 作成日時:2019年2月1日 21時