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はぁ？と少し怒ったような表情をする湊。
彼にとっては納得のいかない射技を会って間もない私に言われてきっと腹を立てたのだろう。
でも、そんなのお構い無しに私はもう一度言う。
「キミの射、私は嫌いじゃない。」
目を見てハッキリと言ってやる。
その苦しみを私は知らない訳では無い。
でも、私はキミみたいに本気で苦しめなかった。
それが少し羨ましなんて、
そんなこと言ったらキミは怒るだろう。
…確実に。
でもさ、そんなに怒るってことはさ？
「それだけキミが弓を好きって証拠だよ」
湊は目を見開いて怒ることをやめた。
呆れてしまったのだろうか？
それでも、私は思う。
心から弓を好きな彼の射を好きだと。
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作者名：銀河 | 作成日時：2019年2月1日 21時
