ツルネー風舞高校弓道部ー (ページ2)

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眼鏡をかけた真面目そうなイケメンが入学の挨拶をしていた。

けど、正直どうでもいい。

なんなら早く終わってほしいくらいだ。

すこし重い体を治すように座り方を変えると拍手で体育館は包まれた。

あぁ、要約終わると思えば校長の話。

…なんて長い入学式。

入学式が終わった後の昇降口は部活勧誘で賑わっている。

文武両道の風舞高等学校は部活動の種類も豊富のようだ。

「おおおおぉ～‼やっと見つけた！」

凄い声量の男の子が斜め前にいた二人組に飛びかかった。

「ちょ、無理ですやりませんから！」
「湊に静弥だろ？！高校で再開できるなんてすんげぇ嬉しい！」
「もしかして…」

なんだ、知り合いか。
黒髪くんの反応から知らない人かと思った。

てか、藍髪くんって入学式代表挨拶の子じゃん。

彼等をボーと眺めていたら後ろから物腰優しそうな先生が近づいていた。