十六 ページ16
「�陲舛磴鵝�体調悪いんやろ。帰ろ？」
照史が優しくなだめるように言う。
しかし�陲舛磴鵑麓鵑鮟弔某兇蕕覆ぁ�
さっきの俺の質問にも答えなかったし、きっと何か理由があるんだ。
「�陲舛磴鵝�何を隠してるん？」
俺がそう言うと�陲舛磴鵑鰐椶鮓�開いた。
暫くすると、隠しきれないと思ったのかポツリポツリと話し出した。
「体調不良ではないねん。これはホンマや。ただ、……守護獣が何かを訴えてる。」
その言葉に今度は俺たちが目を見開いた。
どういう事？
「俺は……陰の能力者。口寄せの能力が使えるせいで、守護獣が俺に訴えかけてくんねん。でも、それが強すぎて……。」
そう言った後、また頭を抱えてしまった。
�陲舛磴鵑�、陰の能力者……。
という事は、今まで関わって来た�陲舛磴鵑魯Ε修如⊆造呂瓩辰舛祕�い奴？
良い人の仮面を被っていた？
「何で隠してたん？」
皆驚きと声が出ない中、淳太が�陲舛磴鵑稜愧罎鬚気垢蠅覆�ら聞く。
そうだ。
さっき来た時に他の皆は自分の能力を打ち明けた。
その時に打ち明ければ良かったのに。
「陰は陽と違って悪者や嘘くさいと思われがちやから、言えへんかった。ごめん。」
自分の考えがこんなにも�陲舛磴鵑鯆匹す�んでしまっていたなんて。
そう思った途端、今までの自分の考え方に罪悪感が生まれる。
�陲舛磴鵑�謝る事なんてない。
俺が、俺らの勝手なイメージのせいで言えなくしていたんだ。
寧ろ謝らないといけないのは俺の方だ。
「正直驚いたけど、打ち明けてくれて俺は嬉しいよ？」
「俺もや。言いづらかったやろうに言ってくれてありがとうな。」
淳太と照史の言葉に、少しだけ�陲舛磴鵑枠�笑んだ。
この三人はどんなことがあっても壊れるような関係ではないんだろうな。
ぼんやりとそんな事を思った。
「確かに偏見持ってた。ごめん！ でも、だからって俺らの関係は変わる事はないし、変えるつもりもない。」
しげが真剣な表情で言う。
流星と神ちゃん、俺も頷くと、今度こそ�陲舛磴鵑肋亟蕕砲覆辰拭�
「……ありがとうな。」
「しかし、その眩暈はどうやったら落ち着くんやろ。」
淳太が背中をさすり続けながら考える。
少し落ち着いた様子の�陲舛磴鵑�口を開いた。
「守護獣……青竜を口寄せすればええ。」
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作者名：かんた | 作成日時：2020年4月30日 23時
