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大好きなカレーの味があまりしなかった。
今から総司令として初の任務を割り振る事になっている。
無事に終わりますように。
「ふぅ……。」
「お疲れ。」
思わずため息が出た淳太に声をかけると、苦笑いされてしまった。
初めての事で緊張したが、照史の助言と淳太の作戦を聞いて判断を下したところだ。
俺が最終的な判断を下す事なんて滅多になかった。
だからこそ任務に向かってもらったAAが心配でならない。
無事に任務を終えて帰還する事を祈る。
「何か、俺ららしくないな。」
照史が急にそんな事を言い出した。
でも、思い当たる節がありすぎて言葉に出ない。
「そうやな。……俺ら肩書にとらわれ過ぎなんかもな。」
淳太のその言葉で、俺は自分でも無意識に総司令という肩書に押しつぶされそうになっていたのかと気づいた。
肩書のせいで、本来の目的を達成できないなんてありえない。
このままでは駄目だ。
「BADBOSYの時の役割に戻そう。もちろん最終的な責任は俺が取る。だから基本的に判断は2人がして欲しい。」
そう言うと、2人は目を見開いている。
「でも、それじゃあ�陲舛磴鵑�総司令の意味……。」
「意味なくない。普段から2人の方が判断する事に慣れてる。無理に俺が判断する事で時間をロスするだけや。俺が判断しなアカン時はちゃんとするから。」
淳太の言葉を遮って言うが、困惑した表情のまま変わらない。
「適材適所って事やな。」
照史が俺を見て、微笑んだ。
その言葉に淳太も頷き、了承してくれた。
「とりあえず、あいつらが帰ってくるまで執務室おるわ。」
そう2人に声をかけ、部屋から出る。
総司令の引継ぎ資料がまだ山ほど残っている。
資料の量を思い出し、やっぱり戻ろうかとも考えたが残しておいても結局やらなければならないのだ。
それならば早めに片付けてしまおうと、足を進めた。
信じて待とう。
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かんた(プロフ) - 百瀬 花楓さん» ご丁寧にありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！こちらこそ、見て頂いて感謝です。 (2020年4月27日 23時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬 花楓(プロフ) - とても面白かったです！いつも更新を楽しみにしていました。通知が仕事してくれないので、毎日ログインするレベルで…(--;) 楽しい時間をありがとうございました！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: dca40fbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - happyさん» そう言っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
happy(プロフ) - お疲れ様でした。雰囲気が好きです。 (2020年4月27日 1時) (レス) id: b99effe517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年4月13日 22時
