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室内に入ると、俺ら以外にはまだ数人しかいなかった。
BADBOYSの頃から30分前行動が見に染みてしまっている。
いつもWESTが整列をする位置に立つと、龍太と文ちゃんも入室して来た。
先頭から隊長である淳太、副隊長の照史、俺の順番だ。
淳太の横に訓練生育成責任者の文ちゃん、文ちゃんの後ろに訓練生育成副責任者の龍太が立つと、それぞれ挨拶をかわす。
いつもの風景だ。
しかし今日ばかりは皆疲労が隠しきれていない。
普段ならここで雑談が始まるのだが、全員黙ったまま下を向いている。
雑談がないと待っている間の時間はかなり長く感じる。
余程ボーっとしていたのだろう。
気づいた時にはWEST全員が整列しており、総員集合も目前の状況だった。
「�陲舛磴鵝�大丈夫？」
後ろから声をかけてきたのは神ちゃんだ。
挨拶の返事がなかったので、心配してくれたらしい。
悪い事をしてしまった。
「ごめんな、大丈夫やで。ありがとう。」
そう言って微笑むが、心配そうな表情は消えない。
それに気づかないふりをして、前を向いた。
雛壇には∞メンバーがすでに揃っているが、表情は暗い。
「総員、集合しました！」
文ちゃんのその声で、総会が始まった。
「皆知っている通り、昨日SAJ本部はGADから襲撃を受けた。まずはそれによる被害の状況を説明する。」
村上君が淡々と話していく。
「本部に所属していた8チームのうち、3チームが壊滅した。」
その言葉にどよめきが起こる。
まさか本部がここまで危機的な状況になるとは誰も思わなかったのだろう。
「Taki-Tsuba、TOKIO、そしてSMAP。」
壊滅したチーム名を読み上げると、更にどよめきは大きくなった。
当たり前だ。3チームとも第一線で任務にあたっていたチームなのだ。
衝撃は計り知れない。
「そして、本部に援軍として向かった我がチーム∞の隊長かつ、JWの総司令である渋谷。」
その言葉に、室内は静寂に包まれた。
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かんた(プロフ) - 百瀬 花楓さん» ご丁寧にありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！こちらこそ、見て頂いて感謝です。 (2020年4月27日 23時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬 花楓(プロフ) - とても面白かったです！いつも更新を楽しみにしていました。通知が仕事してくれないので、毎日ログインするレベルで…(--;) 楽しい時間をありがとうございました！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: dca40fbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - happyさん» そう言っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
happy(プロフ) - お疲れ様でした。雰囲気が好きです。 (2020年4月27日 1時) (レス) id: b99effe517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年4月13日 22時
