近くて、遠い。 -鮎川奏多- P2

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A「どこいく？光輝」








A「光輝！」









光「はいっ、はいなんすか」









A「だからどこいく？」








光「片っ端から」









またそれ…？









光「あ、奏多と滝沢」









A「え？」







光輝が指さす方を向くと
そこには喫茶店の中にいる美麗と奏多









A「2人っきり…」








デート？









光「呼ぼうぜ。かn」








A「ば、ばか！駄目だよ」









奏多を呼ぼうとした光輝の腕をひく









光「え。なんでだよ」









A「邪魔しちゃ悪いよ」









せっかく、2人でデートしてんだからさ…









光「…」









2人にバレないように、
少し見てみる









奏「あのさ」









奏「お前、ハルカのこと好きなんだろ」







美「…なんで？」









奏多、気づいてたんだやっぱ。









光「なんか真面目な話だな」









A「しっ」









光輝、声がでかいよ。








奏「人は無意識な行動でウソはつけないっていつもハルカが言ってるだろ？」







あ、だからあの時…









____「元気ないなら、お前甘えてこない」




____「お前ずっと俺のTシャツの袖掴んでた」




____「無意識だったんだ？」








無意識な行動でウソはつけない、か。

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